【アンタレスS】クリノスターオーが競り合い制して重賞3勝目!

4月18日(土)、2回阪神7日目11Rで第20回アンタレスS(GⅢ)(ダ1800m)が行なわれ、幸英明騎手騎乗の6番人気・クリノスターオー(牡5、栗東・高橋忠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.6(良)。

2着には半馬身差で1番人気・アジアエクスプレス(牡4、美浦・手塚厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・ナムラビクター(牡6、栗東・福島信厩舎)が続いて入線した。

スタンド前では好スタートを切った人気のアジアエクスプレスにクリノスターオーが並びかける先行争い。コーナーワークでアジアエクスプレスが敢然とハナを奪い、クリノスターオー、ポアゾンブラック、サンレイレーザー、ダノンバトゥーラ、マスクゾロが追走する。ナムラビクターはちょうど中団、ローマンレジェンドは後方からポジションを上げようとするが、サミットストーンが下がってくるアオリで立て直す不利を受ける。
後方のアクシデントを尻目に、前の2頭は直線でいち早く抜けて一騎打ち。ピッタリとアジアエクスプレスをマークしたクリノスターオーがゴール前でひと伸びして3つ目の重賞V。2着争いはナムラビクターを追撃を振り切ったアジアエクスプレスが粘り込んだ。

勝ったクリノスターオーは昨年の平安S、シリウスSに続く重賞3勝目。チャンピオンズC8着のあと休養に入り、ここが今年初戦となったが、昨年の最下位に沈んだレースで見事なリベンジ。今後はG1での活躍も期待される。
馬主は栗本守氏、生産者は日高町の日西牧場。馬名の意味由来は「冠名+スターになる(人気者)+王」。

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クリノスターオー
(牡5、栗東・高橋忠厩舎)
父:アドマイヤボス
母:マヤノスターライト
母父:ジェイドロバリー
通算成績:16戦7勝
重賞勝利:
15年アンタレスS(G3)
14年シリウスS(G3)
14年平安S(G3)

クリノスターオー

クリノスターオー

クリノスターオー

クリノスターオー

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