ウオッカのラストランはドバイWCに決定

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ジャパンカップで、ディープインパクト、シンボリルドルフらと並ぶ、G17勝目を挙げたウオッカは、来春、3月27日のメイダン競馬場で行われるドバイワールドカップ(オールウエザー2,000m)を最後に引退、繁殖入りすることが8日、発表された。前哨戦の有無や、騎手などは今後、協議した結果で決定されるが、近日中にも放牧に出され、来年に備える予定。

ドバイ遠征はこれまで2度の経験があるが、共にドバイデューティフリー(芝1,777m)で4、7着。ドバイWCは、オールウェザーと呼ばれる馬場で行われ、優勝賞金が600万ドルと世界最高賞金を誇るレース。ジャパンカップも3度目の挑戦で、制覇した現役最強牝馬だが、ドバイ遠征も3度目の挑戦で悲願となるか注目だ。

ウオッカ
(牝5、栗東・角居厩舎)
父:タニノギムレット
母:タニノシスター
母父:ルション
通算成績:26戦10勝
重賞勝利:
09年ジャパンカップ(G1)
09年安田記念(G1)
09年ヴィクトリアマイル(G1)
08年天皇賞(秋)(G1)
08年安田記念(G1)
07年東京優駿(G1)
06年阪神ジュベナイルF(G1)
07年チューリップ賞(G3)