【さきたま杯】力でねじ伏せたノーザンリバーが連覇達成

5月27日(水)、浦和競馬場で行われた交流重賞・第19回 さきたま杯(Jpn2)(4歳上 別定 1着賞金:3100万円 ダート1400m)は、蛯名正義騎手騎乗の1番人気・ノーザンリバー(牡7、栗東・浅見厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.26.7(良)。

2着には4馬身差で4番人気・トロワボヌール(牝5、美浦・畠山吉厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・リアライズリンクス(牡5、浦和・小久智厩舎)が続いて入線した。

人気を二分したリアライズリンクスがハナを切るが、ナイキマドリード、ラブバレットも差がなく追走。昨年の覇者ノーザンリバーは前の3頭を見ながら好位を進み、ドリームバレンチノ、トロワボヌール、タイセイレジェンドのJRA勢も好位置をキープ。
4コーナーではリアライズリンクス、ラブバレットの外に楽な手応えのままノーザンリバーが進出。そのまま後続をねじ伏せて連覇を達成。2着は内で粘るリアライズリンクスをトロワボヌールが交わして入線した。

勝ったノーザンリバーは重賞6勝目で、このレースは2連覇。昨年10月の交流重賞・東京盃を勝ったあと、1番人気で挑んだJBCスプリントで5着と敗れ、カペラSも12着と大敗して休養へ。復帰戦となった4月の東京スプリントで3着と復調の兆しを見せ、ここで待望の復活星。今年はG1獲りの期待がかかる。

馬主は林正道氏、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「生産牧場の歴史を脈々と引き継ぎ、大海へ通じる願いを込めて」。

さきたま杯の結果・払戻金はコチラ⇒

ノーザンリバー
(牡7、栗東・浅見厩舎)
父:アグネスタキオン
母:ソニンク
母父:Machiavellian
通算成績:27戦10勝
重賞勝利:
14~15年さきたま杯(G2)
14年東京盃(G2)
14年東京スプリント(G3)
13年カペラS(G3)
11年アーリントンC(G3)

ノーザンリバー

ノーザンリバー

ノーザンリバー

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。