アパパネが3連勝で2歳女王に!!/阪神ジュベナイルF

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09年12月13日(日)、5回阪神4日目11Rで、第61回 阪神ジュベナイルF(GⅠ)(芝1600m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の2番人気・アパパネが優勝。勝ちタイムは1:34.9(良)。

2着には1/2馬身差で5番人気・アニメイトバイオ(牝2、美浦・牧厩舎)、3着には6番人気・ベストクルーズ(牝2、栗東・松田厩舎)、が続いて入線した。 なお、1番人気に支持されたシンメイフジは5着に敗れた。

アパパネは母が02年フェアリーS2着のソルティビッドという血統。7月5日福島の新馬戦で3着となり、2戦目で初勝利。続く、前走の赤松賞では、2歳レコード勝ちを収めていた。 馬主は金子真人ホールディングス(株)。生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「ハワイに生息する赤い鳥の名前」。

赤松賞が牝馬限定戦になって以来、前走、赤松賞からの臨戦で、阪神JFを勝利したのは98年のスティンガー以来11年ぶり2頭目。
関東馬の勝利は、04年のショウナンパントル以来5年ぶり。関東馬のワンツーは、牝馬限定戦となった91年以降では04年のショウナンパントル~アンブロワーズ以来5年ぶり2回目。
G1レースでの関東馬のワンツーは、07年のヴィクトリアマイルでのコイウタ~2着アサヒライジング以来のこと。

コース改修後、06年のタニノギムレット、07年のジャングルポケット、08年のスペシャルウィークと、ダービー馬の産駒が3連勝していたが、今回はキングカメハメハ産駒が勝利して、ダービー馬の産駒の4連勝。
キングカメハメハ産駒は、08年函館2歳S、今年の東京スポーツ杯2歳Sに続いて重賞3勝目でG1初勝利。

蛯名騎手は8度目の挑戦で初勝利。今年は重賞4勝目。通算は重賞86勝(現役3位)。うちG1は14勝目。
国枝栄調教師は5度目にして初勝利を飾った。今年は重賞3勝目。通算重賞22勝目。G1は今年の天皇賞(春)など通算6勝目。

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アパパネ
(牝2、美浦・国枝厩舎)
父:キングカメハメハ
:ソルティビッド
母父:Salt Lake
通算成績:4戦3勝


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