大外一気バロンドゥフォール差し切りV…阿武隈S

7月11日(土)、2回福島3日目11Rで阿武隈S(芝1800m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の1番人気・バロンドゥフォール(牡5、美浦・久保田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.1(良)。

2着には3/4馬身差で6番人気・ケイアイチョウサン(牡5、美浦・和田道厩舎)、3着にはクビ差で7番人気・ケイティープライド(牡5、栗東・角田厩舎)が続いて入線した。

サングラス、コスモユッカが押して、ハナを主張。内の利もありサングラスが単独の先頭に。1番人気バロンドゥフォールは後方2番手からの追走。
3コーナー付近で先頭のサングラスは後続と3馬身差あったが、4コーナーで飲み込まれコスモユッカとケイティープライドが一旦先頭に。
後方から外を回ってきたバロンドゥフォールが脚色良く、残り200m地点で先頭を捕まえると、そのまま1着でゴール。ケイアイチョウサンが2番手まで上がり、早めに抜けだしたケイティープライドが3着で入線。

勝ったバロンドゥフォールは姉に6勝馬リビアーモ、近親に種牡馬としても活躍、スプリンターズSを連覇したサクラバクシンオーがいる血統。これで田辺騎手とのコンビは3戦2勝。OP入り後の動向に注目だ。

馬主は窪田康志氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「オペラ(椿姫)の登場人物名より。母名より連想」。

1着 バロンドゥフォール(田辺騎手)
「今日は初めての右回り1800という条件と、暑い時期の競馬でどれだけやれるかという2点が課題だと思っていました。この条件でも大丈夫ですね。勝つには勝ちましたが、もっと流れに乗って余裕を持って追走できれば更に良かったと思います。マイルでは少し忙しいと思っていましたし、もっと距離が延びた方が競馬がしやすいと思います」

2着 ケイアイチョウサン(和田道調教師)
「福島1800は得意な条件ですし、ジョッキーがロスなく上手に乗ってくれましたね。トップハンデでよく頑張ったと思います。まだ本調子にはひと息という感じですし、もっと良くなると思います」

3着 ケイティープライド(内田博騎手)
「あれ以上は前と離される訳にはいきませんし、悪くない位置で競馬が出来たと思います。あの形で最後に交わされては仕方ありませんね。次は楽しみです」

4着 ミヤジタイガ(大野騎手)
「スタートがもうひとつで後ろからになりましたが、ペースが流れてくれたのでスムーズに追走できました。持久力勝負になって、最後もよく脚を使ってくれました」

5着 ベリーフィールズ(江田照騎手)
「ペースが流れて追走に苦労しました。3コーナーで勝ち馬に離されましたが、そこからガマンしてよく伸びています」

阿武隈ステークスの結果・払戻金はコチラ⇒

バロンドゥフォール
(牡5、美浦・久保田厩舎)
父:ディープインパクト
母:ラトラヴィアータ
母父:サクラユタカオー
通算成績:14戦5勝

バロンドゥフォール

バロンドゥフォール

バロンドゥフォール


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