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【2回福島】ラパンノワール…小平奈由木の注目新馬レポート
2015/7/21(火)
ラパンノワール(牝2、美浦・斎藤厩舎)
父:ステイゴールド
母:ラスリングカプス
母父:Woodman
ドバイシーマクラシックや香港ヴァーズを制した底力を伝え、種牡馬として大成功しているステイゴールドの産駒。ドリームジャーニー(有馬記念、宝塚記念、朝日杯FS)、ナカヤマフェスタ(宝塚記念)、オルフェーヴル(皐月賞、ダービー、菊花賞、有馬記念2回、宝塚記念)、ゴールドシップ(皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念2回、天皇賞・春)、フェノーメノ(天皇賞・春2回)と、次々にG1ウイナーを輩出している。
母ラスリングカプス(その父ウッドマン)は3勝をマーク。同馬の姉兄にはアストンマーチャン(スプリンターズSなど5勝)、フィールドドリーム(現3勝)、オコレマルーナ(現4勝)らがいる。アイルランド生まれのフィールディ(仏G1・マルセルブサック賞を2着し、米でG2・ナッソーS、同・ウッドバインBCSなど18勝)が祖母である。社台サラブレッドクラブにて総額2400万円で募集された。
社台ファームで順調にペースアップ。早期のデビューを目指し、2月12日、山元トレセンへ移って丹念に15-15を消化した。5月6日に美浦に入厩。3度目のチャレンジとなった27日、ゲート試験を無事にクリアする。いったん短期放牧を挟んだうえ、7月4日に帰厩したばかりだが、これまでしっかり手順を踏んで乗り込まれてきただけあって、スピーディーに態勢が整った。
7月25日(土)、福島の芝1200mに向かう。戸崎圭太騎手で。
小平 奈由木(こだいら なゆき)
早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。
月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。
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