【POG】ビートブラックの妹ウインミレーユ完勝…新潟新馬

8月8日(土)、2回新潟3日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、石川裕紀人騎手騎乗の6番人気・ウインミレーユ(牝2、栗東・梅田智厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:35.7(良)。

2着には4馬身差で1番人気・ドラゴンテリー(牡2、美浦・戸田厩舎)、3着には1馬身1/4差で2番人気・ミッキーグローリー(牡2、美浦・国枝厩舎)が続いて入線した。

高額取引馬の激突という事もあり、2回新潟開催で最も注目を浴びる新馬戦。
そのスタートはベルクオーレ、ウインミレーユが好スタート。押して外からメイカーズムービーが3番手、内に並んでノアシャトル、アクティベートという隊列。注目のミッキーグローリーは中団やや後方、ドラゴンテリーは後方から5番手でレースは進む。
後方で間を空けられた3頭を除いては、一団となって最終コーナーへ。
先頭のベルオークが振り切りにかかるも、残り2F付近からその後方に構えていたウインミレーユが一気抜け出し、後続との差を広げて優勝。後方でレースを進め、脚を溜めたドラゴンテリーが最後に伸びて2着。やや大外を回される結果となったミッキーグローリーは3着に甘んじた。

勝ったウインミレーユは半兄に天皇賞馬ビートブラックがいる血統。以来となるサンデー系種牡馬ステイゴールドを迎え、新馬勝ちを決めた。クラブ募集総額は2200万円。

馬主は株式会社ウイン、生産者は新冠町のコスモヴューファーム。馬名の意味由来は「冠名+女性名」。

1着 ウインミレーユ(石川騎手)
「切れましたね。抜け出してからも、勝てるという感じでした。最後まで余裕がありましたし、文句のない内容です。減量の効果もあったと思いますが、それが無くても勝てたと思います。しっかり筋肉が付いていて、小柄な牝馬と感じさせません。控える競馬も出来そうですし、距離が延びても大丈夫だと思います」

2着 ドラゴンテリー(M.デムーロ騎手)
「4コーナーでみんなが外に行ったので内を狙いましたが、スペースが無くなってしまいました。直線で外に出してからはよく伸びてくれましたが、前が止まりませんでした。今日はスタートだけ少し硬い感じがありましたが、乗りやすいですし走る馬ですよ」

3着 ミッキーグローリー(北村宏騎手)
「パドックや返し馬では若さを見せていましたが、良い感じで走れました。ペースが緩くて外を回る形になりましたが、トビもキレイでしたし思っていたタイミングで動けました。勝ち馬を見ながら動いていきましたが、相手ほど伸び切れませんでした。それでもよく頑張っていますし、初戦としてはまずまずの内容だったと思います」

4着 ベルクオーレ(嘉藤騎手)
「スピードがありますし、背中の感じも良いですよ。走りますね。1回叩いて良くなってきそうです」

5着 ケルティックソード(戸崎圭騎手)
「まだ遊び遊び走っていますね。体も余裕がある感じですし、これからだと思います」

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ウインミレーユ
(牝2、栗東・梅田智厩舎)
父:ステイゴールド
母:アラームコール
母父:ブライアンズタイム

ウインミレーユ

ウインミレーユ

ウインミレーユ

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