【POG】ショウナンマシェリら土曜阪神6Rトレセン直送トーク

●9月12日(土) 4回阪神1日目6R 2歳新馬(芝1400m)

まず坂路でイキのいい動きを見せているのが7枠13番のショウナンマシェリ(牝2、栗東・梅田厩舎)。前向きな気性で、父キンシャサノキセキ、母の父ショウナンカンプというスピード色の強い血統をシッカリと引き継いでいる印象。

梅田智之調教師は「調教の動きがいいからね。勝ち上がってる馬と併せても負けないぐらい。乗り込んでもテンションが上がらないし、乗り手の指示に素直なのがいい。攻め通りなら楽しめそう」と今年の桜花賞トレーナーも目を細める。

絶好調・M.デムーロを配してデビューを迎えるナタリーバローズ(牝2、栗東・角田厩舎)は3枠4番。この開催を目標にたっぷりと攻めを積まれてきた。

「今週も上がり重点とはいえ、1F12秒台をマーク。水準以上の時計が出せていますよ。軽い大きなフットワークだし、開幕週の馬場も合いそう」と角田晃一調教師も仕上がりの良さにご満悦の表情。

5枠8番エルビッシュ(牝2、栗東・角居厩舎)は、素質馬揃いの角居厩舎が送り込む期待のキングカメハメハ産駒。
小柄な牝馬らしく、先週のCWコースで終い1F11秒9、本馬場で追われた今週も終い12秒2と軽快な走りが光る。

吉岡調教助手は「バネの利いた走りで、ビュンと切れそうな感じ。1週前の追い切りでも反応が良かったんですよ。いい仕上がりで初戦に臨めそうですよ」とニッコリ。5Rハリケーンバローズの持ち味が渋太さなら、こちらは切れ味との評価だ。

5月の北海道トレーニングセール出身の3枠5番アークマイニング(牝2、栗東・大根田厩舎)も先週の坂路で52秒台を出して攻めの良さが目に付く1頭。

菊沢調教助手は「坂路で52秒台で楽に動けるし、ゲートダッシュも速い。2歳戦としたらいいレベルにあると思う。不安なのはゲートの寄り付きがあまり良くないことかな。そこで体力を消耗せずにいければ」と上々のジャッジ。ダートで活躍したカネヒキリの産駒だが、芝でどういった動きを見せるか楽しみだ。