【POG】ドゥラメンテの近親クレマンダルザスが圧勝…中山新馬

9月13日(日)、4回中山2日目5Rで2歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、蛯名正義騎手騎乗の1番人気・クレマンダルザス(牡2、栗東・松永幹厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:57.3(良)。

2着には5馬身差で10番人気・スプリングガール(牝2、美浦・小笠厩舎)、3着には6馬身差で7番人気・リーガルオフィス(牡2、美浦・高木登厩舎)が続いて入線した。

揃ったスタートからゆっくりと先頭争い。押し出されるように、アキツシマがハナに立ち1コーナーへ入る。クレマンダルザス、デフィニール、ティーソル、リーガルオフィスという展開。大きく動きもなく最終コーナーへ。
直線に向くと、騎手の合図にすぐ反応して前に出たのはクレマンダルザス。それを見て、スプリングガールが動き、リーガルオフィスが内から追走。後続の伸び脚もなく、クレマンダルザスの一人舞台。後続を突き放し、圧巻の勝利を見せた。

勝ったクレマンダルザスの近親にはドゥラメンテなどエアグルーヴ一族がズラリと並び、父ワイルドラッシュの産駒は2歳戦2勝目。
馬主は吉田勝己氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「フランス・アルザス地方産の発泡ワイン」。

1着 クレマンダルザス(蛯名騎手)
「物見をして、前半はふわふわ走っていた。もっと逃げ馬にがんばってほしかったけど、結構、ハミを取り出したので、早めに先頭へ。楽々と押し切れたよ。いい馬だね。ダートなら、相当な器。今後も楽しみだね」

2着 スプリングガール(江田照騎手)
「いい位置取りだったし、スムーズな競馬。しっかり走っているよ。でも、相手が強かった」

4着 ネオスピード(柴山騎手)
「まだ粗削り。前半は進まず、仕掛けたら力んでしまいました。それでも、ここまでやれるんですから、力があります」

6着 ジェムクオリティ(内田博騎手)
「能力を出し切れていない。初戦向きではなく、使いつつ良くなるよ」

7着 トウシンゼファー(C・ルメール騎手)
「とても乗りやすい。でも、ワンペースだね。スピードの違いか出てしまった。もっと距離がほしいくらい」

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クレマンダルザス
(牡2、栗東・松永幹厩舎)
父:ワイルドラッシュ
母:シャンパンマリー
母父:タニノギムレット

クレマンダルザス

クレマンダルザス

クレマンダルザス


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