【菊花賞】キタサンブラック北村宏「オーナーの期待に応えたい」

21日、日曜京都11レース・菊花賞(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、セントライト記念1着のキタサンブラック(牡3、栗東・清水久厩舎)は、黒岩悠騎手(レースでは北村宏司騎手が騎乗予定)を背にCWコースで追われ、6F84.9-67.8-52.2-38.0-11.8秒をマークした。

【北村宏司騎手のコメント】
「普段の調教で乗っている黒岩騎手に前走後の様子を聞いていましたし、どのくらい変わってきてるかを確認するイメージで先週の1週前追い切りに騎乗しましたが、順調にきているなと感じました。元々体高があった馬ですが、春と比べて体高も伸びましたし幅も出てきました。元々冷静な馬でしたし、精神面は特に大きく変わってはいないと思います。

前走は少し気持ちが乗り過ぎているかなと感じましたが、レース間隔があいていましたし仕方ないと思いました。返し馬はスムーズでしたし、上手にスタートを切って流れに乗ってリズム良く走れました。最後はこの馬もよく伸びているなとは思いましたが、ペースが遅かったので他の馬も脚が溜まっているだろうなとも思いました。順調に前哨戦をクリアしてくれましたし、本番も楽しみにしています。この時期はみんな初めての3000になりますし、他の馬がどんなリズムで行くのか読めないところもあるので、自分の馬とレースの流れを合わせていきたいです。

3000という距離をこなせるかどうかは、スムーズに運んでどれだけ脚が残っているかだと思います。どのように乗ったら距離がもつかというのは難しいですけど、何とかもつように乗ってみたいです。オーナーにはいつも乗せてもらって応援していただいていますし、期待に応えられるように頑張りたいと思います」