シルバーステートは放牧へ 東スポ杯は回避で次走は白紙

先日の紫菊賞を制したシルバーステート(牡2、栗東・藤原英厩舎)は両前脚の球節に張りが見られたため、24日、ノーザンファームしがらきへ放牧に出たことが明らかになった。

同馬はキャリア2戦目の未勝利戦でレコード勝ちを収めると、先日17日の紫菊賞を快勝。11月23日(祝・月)の東京スポーツ杯2歳S(G3)で続戦する予定だったが、そのプランも白紙に。

所属するG1サラブレッドクラブの公式HPでは「軽めの運動で馬体や歩様を確認してきたところ、両前脚の球節に僅かに張りが感じられました。念のため精密検査を行いましたが、骨や腱には異常は認められず、一過性の疲れによるものとの診断でした。歩様もスムーズですが、大事を取ってここでひと息入れることになりました」と回避の理由が明らかにされている。今後は状態をみつつ、次走が検討される模様だ。

シルバーステート