ブラックスピネルが後方から突き抜け勝利!…萩ステークス

10月31日(土)、4回京都8日目8Rで萩S(芝1800m)が行なわれ、松若風馬騎手騎乗の3番人気・ブラックスピネル(牡2、栗東・音無厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.6(良)。

2着には3/4馬身差で1番人気・スマートオーディン(牡2、栗東・松田国厩舎)、3着には半馬身差で4番人気・レインボーライン(牡2、栗東・浅見厩舎)が続いて入線した。

5頭立ての少頭数のレースとなった萩S。先手を奪ったのはノーブルマーズでその後をブラックスピネル、プロフェット、レインボーライン、最後方に人気のスマートオーディンという隊列で進む。逃げるノーブルマーズは道中徐々にピッチを上げ、3コーナー手前で6馬身の差を後続につける。後方各馬は3コーナーを過ぎた辺りから押して上がっていく。
直線に入ると、逃げ粘るノーブルマーズを直線半ばでブラックスピネルが交わし先頭へ。プロフェットは伸びを欠く中、外からスマートオーディンが襲いかかろうとするものの、逆に差を広げられ、ブラックスピネルが1着でゴールした。

勝ったブラックスピネルは近親にジャパンカップダートを制したアロンダイトやジャパンダートダービーを制したクリソライトがいる良血馬。新馬勝ちをした後の野路菊Sではロスカボスの豪脚に屈し2着だったものの、ここでは能力の高さを証明してくれた。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「黒い尖晶石」。

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ブラックスピネル
(牡2、栗東・音無厩舎)
父:タニノギムレット
母:モルガナイト
母父:アグネスデジタル
通算成績:3戦2勝

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