【エリザベス女王杯】史上4頭目の連覇に挑むラキシスら20頭が登録

11月15日(日)、5回京都4日目に行われる第40回 エリザベス女王杯(G1)(3歳上・牝 国際 指定 定量 芝2200m)の特別登録馬20頭が発表された。

記念すべき40回の節目で史上4頭目の連覇に挑むのは3年連続の出走となるラキシス。春の大阪杯ではキズナを相手に2馬身差の快勝。その後は勝鞍に恵まれていないが、牡馬相手の宝塚記念、札幌記念、京都大賞典はいずれも少差。2年前にも2着としている得意舞台で女王の貫禄を見せたい。

今年の2冠牝馬ミッキークイーンがジャパンC参戦を表明し、ラキシスの連覇に立ちはだかる壁となるのは、昨年のオークス馬で、このレースでも2着のヌーヴォレコルトと今年のオークス2着馬ルージュバックか。

ヌーヴォレコルトはデビューから13戦して掲示板を外したのがわずか1度の堅実派。昨秋以降、やや甘さをのぞかせているが、コース、距離を問わず、好位から確実に脚を伸ばす安定感は、牡馬を含めても現役トップクラスといって過言ではない。ここは何としても昨年2着の悔しさを晴らしたいところだろう。

ルージュバックはダービー出走が噂されたほど、桜花賞前までは高い評価を受けてきた実力馬。調整に失敗した桜花賞は9着と完敗。しかし、オークスでは2着と意地を見せ、実力を示して見せた。オークス後は予定していた札幌記念を回避する誤算はあったものの、ここへ目標を切り換えてからは放牧先でも順調に攻めを消化。まとめて古馬を撃破できる破壊力を秘めている。

伏兵陣も多彩。秋華賞では末脚不発も、ローズSでミッキークイーンを破ったタッチングスピーチ、秋華賞でミッキークイーンをクビ差まで追い詰めたクイーンズリングの3歳勢、G2に格上げ後、4年連続して出走馬が馬券圏内に絡んでいる府中牝馬Sからノボリディアーナスマートレイアー、3連勝と勢いに乗るウインリバティシュンドルボンのG1挑戦も見どころのひとつ。登録馬は以下の通り。

【優先出走権獲得馬】
ノボリディアーナ 56 武豊

【以下、収得賞金順】
ラキシス 56 R.ムーア
ヌーヴォレコルト 56 岩田
メイショウマンボ 56 武幸
クイーンズリング 54 A.シュタルケ
ルージュバック 54 戸崎

スマートレイアー 56 浜中
フーラブライド 56 酒井学
タッチングスピーチ 54 C.ルメール
シャトーブランシュ 56 藤岡康
ウインリバティ 56 松山

シュンドルボン 56 A.アッゼニ
フェリーチェレガロ 56 和田
マリアライト 56 蛯名
タガノエトワール 56 川田
リメインサイレント 56 小牧太

リラヴァティ 56 秋山
カノン 56 高倉

【以下、回避予定】
フレイムコード 56
パワースポット 56

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。