【JBCクラシック】地力強化明白サウンドトゥルー「次に生かせる」

●11月3日(祝・火) 大井競馬場10R 第15回JBCクラシック(Jpn1)(ダ2000m)

ジュライS、そして重賞初勝利となった前走の日本テレビ盃を連勝と勢いを持って挑んだサウンドトゥルー(セ5、美浦・高木登厩舎)は、自慢の末脚で王者ホッコータルマエを捕らえ、悲願のG1獲りへ手応えを十分掴んだ価値のある2着。改めて地力強化を証明した。

道中はモマれないポジションでジックリと脚を溜め、ホッコータルマエ、クリソライトを視界に入れての追走。楽な逃げを打ったコパノリッキーからは離されてしまったものの、3コーナーから徐々に加速し、直線では大外からグイグイと脚を伸ばして堂々の銀メダルだ。

「2000Mでもいいリズムでした。コースも右回りも問題なくスムーズに回れました。今はいい出来にありますし、状態を維持できれば次に生かせると思います」とレース後もしっかりと前を向いた大野拓弥騎手

昨年のスプリンターズSをスノードラゴンで制してその名を全国区とした高木登調教師&大野拓弥騎手のコンビは、このJBCで8Rのレディスクラシックをホワイトフーガ(牝3、美浦・高木登厩舎)で制し、メーンのクラシックをサウンドトゥルーで2着と大暴れ。今後もこのコンビからは目が離せない。