【みやこS】ロワジャルダンが重賞初挑戦にして堂々制覇

11月8日(日)、5回京都2日目11Rで第6回みやこS(G3)(ダ1800m)が行なわれ、浜中俊騎手騎乗の7番人気・ロワジャルダン(牡4、美浦・戸田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.8(不良)。

2着にはアタマ差で6番人気・カゼノコ(牡4、栗東・野中厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・ローマンレジェンド(牡7、栗東・藤原英厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたダノンリバティ(牡3、栗東・音無厩舎)は6着に敗れた。

揃ったスタートから出ムチでハナを主張したのはエーシンモアオバー。続くのはモンドクラッセ、クリノスターオー、アスカノロマンの並び。ロワジャルダンは中団で、カゼノコは後方2番手でレースは進む。ダノンリバティが3コーナー手前でポジションをあげながら直線へ。
番手に構えていたモンドクラッセが抜け出しを図るが、後続勢も脚色よく伸びてくる。内目から、ローマンレジェンド、ロワジャルダンが併せ馬で伸びてくると、後方に待機していたカゼノコも伸びあぐねる馬を横目に一気の脚でぐんぐんと脚を伸ばすが、内でもう一伸びしたロワジャルダンが追撃を退け重賞初制覇を飾った。

勝ったロワジャルダンは、ここまでダートでは掲示板を外したことがない安定した戦歴で、重賞初挑戦にして初勝利。近親にはキャプテントゥーレなど重賞勝ち馬がずらりと並んでおり、その系譜に新たな重賞ウイナーの名前が刻まれた。この勝利で12月6日に行なわれるチャンピオンズCの優先出走権も獲得し、本番に向け、新たな風がダート界に吹く。
馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「王の庭(仏)」。

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ロワジャルダン
(牡4、美浦・戸田厩舎)
父:キングカメハメハ
母:アグネスショコラ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:11戦6勝
重賞勝利:
15年みやこS(G3)

ロワジャルダン

ロワジャルダン

ロワジャルダン


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