【POG】フィビュラが3頭の争いから抜け出し勝利!…東京新馬

11月28日(土)、5回東京8日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、三浦皇成騎手騎乗の3番人気・フィビュラ(牝2、美浦・萩原厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.2(良)。

2着には半馬身差で1番人気・シャリオヴァルト(牡2、美浦・尾関厩舎)、3着には1馬身半差で4番人気・シャンドランジュ(牝2、美浦・大和田厩舎)が続いて入線した。

出遅れたスフェーン以外はほぼ揃ったスタートの18頭。まずハナに立ったのはシャンドランジュで、そのあとを1番人気のシャリオヴァルト、クレッシェンド、トルーコメントが続き、この4頭で先頭集団を形成し、少し間を空けてフィビュラ、アメジストデューらが追う。
各馬3、4コーナーに入っても、目立った動きが無いまま直線を迎え、シャンドランジュ、シャリオヴァルト、フィビュラの道中前目に位置していた馬の争いになる。その争いからフィビュラがゴール前50m辺りで抜け出し、1着でゴールした。

勝ったフィビュラは去年の福島記念を勝つなど小回りコースでの好走が目立つミトラの半妹。全兄弟が勝ち上がりを記録している血統で、当然この馬にも重賞制覇の期待がかかる。クラブでの募集価格は2000万円。
馬主は株式会社G1レーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「主教、司祭、司教がかぶる冠」。

1着 フィビュラ(三浦騎手)
「追って味のある馬ですね。素直ですが、若さがあってトップスピードに乗り切らずに勝った感じです。それだけ力もありますね。距離はもう少しあっても大丈夫です」

2着 シャリオヴァルト(ムーア騎手)
「右にモタれる面を見せて追い切れないところはありましたが、上手く運べました。今日は勝ち馬が強かったです。マイルはちょうど良いと思います」

3着 シャンドランジュ(浜中騎手)
「ゲートを出ましたし、スピードがあるのでハナに行きました。調教でもそういう面があったようですが、終始外にモタれていました。初めての競馬だったので物見をしたり、余計にそういう面が出たかと思います」

4着 スカイホープ(北村宏騎手)
「ゲートは出ましたが、行き脚がつかずに手応えよりもポジションを下げる形になりました。最後は良い脚を使っています。次はもっと流れに乗りやすくなると思います」

5着 アメジストデュー(内田博騎手)
「大型馬ということもあって、ワンペースな感じの走りでした。トモに緩い面があるので、使いながらしっかりしてくればと思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

フィビュラ
(牝2、美浦・萩原厩舎)
父:クロフネ
母:エイグレット
母父:サンデーサイレンス

フィビュラ

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