【POG】イーガーアフェクトが差して高木登厩舎が新馬戦連勝…中山新馬

12月20日(日)、5回中山6日目6Rで2歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の4番人気・イーガーアフェクト(牡2、美浦・高木登厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:14.3(良)。

2着にはハナ差で14番人気・ラディアーヌ(牝2、美浦・田中清厩舎)、3着にはクビ差で6番人気・トウショウアパッチ(牡2、美浦・菊沢厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアジロ(牝2、栗東・羽月厩舎)は5着に敗れた。

大外のアジロが好スタートを決めるも、勢いが付いたトウショウアパッチとラディアーヌの2頭がアジロを交わして前へ。ラヴリーハット、アジロ、ステイツマインドが3番手グループを形成し、マイウェイレコード、サンライズムーヴ、クラウンノキセキが中団。馬群は縦長となり、後方からイーガーアフェクトが徐々にポジションを押し上げ、4コーナーでは先団の後ろまで進出。
直線に入ってもトウショウアパッチとラディアーヌの競り合いが続き、後続を引き離して坂を上がる。外のラディアーヌがトウショウアパッチをねじ伏せたかと思われたところ、イーガーアフェクトが大外から急追。3頭が並ぶようにゴールへ入り、写真判定の結果、ハナ差ラディアーヌを捕らえたイーガーアフェクトがデビュー勝ちを決めた。

勝ったイーガーアフェクトは姉に13年のファンタジーSで2着に入ったモズハツコイがいる血統で、昨年の北海道サマーセールにて756万円で落札。ちなみにモズハツコイも12年の同セールにて同額で落札されている。管理する高木登調教師は5Rに続いて中山の新馬戦2連勝を飾った。
馬主は高樽さゆり氏、生産者は浦河町の上山牧場。馬名の意味由来は「熱心な+愛情、思慕(西)」。

1着 イーガーアフェクト(高木登調教師)
「能力を見込んでいる馬ですが、稽古でもスタートは遅く、流れに乗れるか心配していたんです。でも、よく差し切ってくれました。ジョッキーは仕掛けると引っかかりそうだったので、じっとしていたと話していましたよ。こんな形を歩ませたほうが良さそうですね」

3着 トウショウアパッチ(武士沢騎手)
「初戦向きの気性。いいスピードがありますよ。使われて精細な面が悪いほうへ向かなければ」

5着 アジロ(三浦騎手)
「スピードがある。ただ、物見が激しかった。最後まで集中できるようになれば」

6着 ラヴリーハット(柴山騎手)
「砂が当たって嫌がりました。その割りに上手に走れましたし、最後も止まってはいない。慣れれば変わりますよ」

8着 ビークイック(大野騎手)
「砂を被って嫌がっていましたね。でも、最後の伸びは良かったですよ」

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イーガーアフェクト
(牡2、美浦・高木登厩舎)
父:プリサイスエンド
母:クールアンフルール
母父:サクラバクシンオー

イーガーアフェクト

イーガーアフェクト

イーガーアフェクト

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