【POG】パミーナコラッジョが直線での叩き合いを制す…中山新馬

12月26日(土)、5回中山7日目4Rで 2歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、三浦皇成騎手騎乗の5番人気・パミーナコラッジョ(牝2、美浦・水野厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:13.0(良)。

2着には1馬身半差で2番人気・ハッピープリティー(牝2、美浦・黒岩厩舎)、3着には4馬身差で6番人気・プログレスウェイ(牡2、美浦・金成厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたシルバードリーム(牝2、栗東・加用厩舎)は4着に敗れた。

ややバラついたスタートから先頭に立ったのはクレイジーインラブで、2番手以降はハッピープリティー、パミーナコラッジョ、カシノスピーディンと続く。1番人気となったシルバードリームは5番手に位置し、前を見ながらの競馬を選択した。
縦長のまま3、4コーナーを回り、直線に差し掛かると、先頭のクレイジーインラブをハッピープリティーとパミーナコラッジョが交わす。後方各馬は競りかけることできずにこの2頭の叩き合いに。激しい叩き合いとなったが、ゴール50m前でパミーナコラッジョが抜け出し勝利した。

勝ったパミーナコラッジョは2歳リーディングサイアーランキングで首位を走るダイワメジャー産駒で、調教では古馬との併せ馬で大きく先着するなど抜群の動きを見せていた。
馬主は桜井忠隆氏、生産者は新冠町の須崎牧場。馬名の意味由来は「歌劇の登場人物名+勇気(伊)」。

1着 パミーナコラッジョ(三浦騎手)
「いい馬だよ。道中の感触が良かったし、遊びながらでも、直線は手応えどおりに伸びた。芝スタートの進みがひと息だったし、ダートがいいね。距離は1400mでも大丈夫」

3着 プログレスウェイ(村田騎手)
「まだ緩いのに、上々の走り。これからが楽しみになった」

4着 シルバードリーム(石川騎手)
「馬を怖がり、外へ逃げていました。レースに慣れれば、いずれ走ってきます」

5着 ボナテスタ(江田照騎手)
「まだ緩く、トモがはまってこない。砂を被って嫌がっていたが、気持ちは前向き。使って良くなるよ」

7着 トキメキユキチャン(嘉藤騎手)
「ゲートで躓きました。もったいなかった。スピードがあり、走る馬です」

12着 チェダー(吉田隼騎手)
「集中せず、流れに乗れませんでした。直線も伸びなくて。砂を被ったほうが走りは良かったですね。返し馬の感じは良かったですし、力を出していません」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

パミーナコラッジョ
(牝2、美浦・水野厩舎)
父:ダイワメジャー
母:クインオブオールディー
母父:Kris S.

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。