【POG】ゴール前5頭の大接戦を制したのはカフジビーナス!…阪神新馬

12月26日(土)、5回阪神7日目5Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、勝浦正樹騎手騎乗の8番人気・カフジビーナス(牝2、栗東・中竹厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:25.7(稍重)。

2着にはクビ差で1番人気・エイシンヒアゴーズ(牡2、栗東・今野厩舎)、3着にはアタマ差で7番人気・デザートナイト(牡2、栗東・野中厩舎)が続いて入線した。

リベランジェロがスタートで立ち遅れて後方からの競馬。先手を奪ったのはデザートナイトで、ユーキホープ、オンマイステージ、カソク、ロッソオンダーク、ゲンパチヨシツネと差がなく続き、それらを見るようにエイシンヒアゴーズ、エイシンシシオウの『エイシン』2頭が追走し、カフジビーナスはちょうど中団からレースを進める。
縦長の隊列で大きなポジションの変化はなく、デザートナイトが17頭を引き連れて直線へ。手応え良くH.ボウマン騎手が振り切りにかかるが、ユーキホープ、オンマイステージ、さらにエイシンヒアゴーズが接近。そこへカフジビーナスも割って入り5頭が一団でゴール。クビ差突き抜けたカフジビーナスが嬉しい新馬勝ちを決めた。

勝ったカフジビーナスは兄に2012年のプリンシパルSで2着、アーリントンCで4着に入ったローレルブレット、近親に1991年の皐月賞2着馬シャコーグレイドがいる血統。410キロの小柄な牝馬ながら牡馬の間を突き抜ける勝負根性を見せ、今後の成長が期待される。

馬主は加藤守氏、生産者は新冠町の川島牧場。馬名の意味由来は「冠名+ローマ神話の女神名」。

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カフジビーナス
(牝2、栗東・中竹厩舎)
父:ディープインパクト
母:タッソーニー
母父:テンビー

カフジビーナス

カフジビーナス

カフジビーナス

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