【POG】出遅れもなんのその!ソロダンサーが人気に応える…中山新馬

1月9日(土)、1回中山2日目3Rで3歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の1番人気・ソロダンサー(牝3、美浦・武藤厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:14.0(良)。

2着には半馬身差で2番人気・キョウエイラヴ(牝3、美浦・中川厩舎)、3着には1馬身3/4差で8番人気・チビノヴァルタン(牝3、美浦・栗田徹厩舎)が続いて入線した。

スタートで圧倒的人気のソロダンサーが出遅れ。二の脚がついて馬群から置かれることはなかったが、それでも芝からダートに入るところでは後方3番手の位置取り。先行勢の馬順はすんなり決まり、メイショウヒナタが逃げてトラストフィガーが2番手につける。チビノヴァルタンは5番手、キョウエイラヴは6番手と好位につけて3コーナーに向かうところで、後方からソロダンサーが外をぐんぐんと上がっていく。4コーナーでは先行集団にとりつくと、直線はキョウエイラヴと併せる形で前を捕らえて一騎討ちに。向正面から長く脚を使ったソロダンサーが、直線でも脚色衰えず押し切った。

勝ったソロダンサーの馬主は株式会社G1レーシングで、募集総額は1400万円。おばに交流重賞5勝のグラッブユアハートがいる血統で、破天荒な勝ち方に垣間見られた能力からもおば同様の活躍を期待したい。
生産者は安平町の追分ファーム。馬名の意味由来は「ソロで踊るダンサー」。

1着 ソロダンサー(内田博騎手)
「スタートで出遅れましたが、ムリせず一旦下げて外を上がっていきました。本当はもっとゆっくり行こうと思っていましたが、スピードがあってグングン上がっていけました。直線では2着馬を目標にして、しっかり伸びてくれました。砂を被る経験も出来ましたし、次に繋がる内容でした。能力がありますよ」

2着 キョウエイラヴ(戸崎圭騎手)
「しっかり走れていましたし、センスがありますね。良い馬ですよ」

3着 チビノヴァルダン(吉田豊騎手)
「直線で狭くなるところがありましたが、ヒルまずに伸びてくれました。これから力を付けていけば楽しみです」

4着 メイショウヒナタ(木幡初騎手)
「これまでゲートに課題があってデビューがここまで延びましたが、その分しっかり乗り込めていたようです。今日もスタートをポンと出た後は力まず走れていました。最後までバテずに走っていましたし、これから競馬を覚えていけばと思います」

5着 トラストフィガー(石川騎手)
「好位で前を見ながら運べました。結果論ですが、今日は返し馬で馬を落ち着かせ過ぎたかもしれません。攻め馬ではグッと来る感じがありましたし、それを返し馬で出してあげても良かったかもしれません。まだ緩さもありますし、これから更に良くなってくると思います」

3歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ソロダンサー
(牝3、美浦・武藤厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:ドリーボンズレガシー
母父:Proud Citizen

ソロダンサー

ソロダンサー

ソロダンサー

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