【POG】ゴール前の大接戦を制してシンハライト連勝…紅梅S

1月17日(日)、1回京都6日目10Rで紅梅S(芝1400m)が行なわれ、池添謙一騎手騎乗の1番人気・シンハライト(牝3、栗東・石坂厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:21.5(良)。

2着にはハナ差で3番人気・ワントゥワン(牝3、栗東・藤岡健厩舎)、3着には3/4馬身差で6番人気・タガノヴィアーレ(牝3、栗東・鈴木孝厩舎)が続いて入線した。

シンハライトがあまり良いスタートを切れずに後方からになる中、メジェルダがハナを切ってレースを引っ張る形に。人気のペプチドサプルは5番手、3コーナーに入るところで内からタガノヴィアーレも押し上げて先行集団に取り付く。出遅れたシンハライトは後方4番手。ワントゥワンはその更に後ろの後方3番手からレースを進める。
直線に入り粘りこみを図るメジェルダのリードはまだ3馬身程。追ってくるのは内からタガノヴィアーレだったが、外に出したシンハライトとワントゥワンが併せるような形で一気に追い込んで前へ躍り出る。最後は鼻面を並べてのゴールとなったが、シンハライトがわずかに先着、連勝を果たした。

勝ったシンハライトはこれで10月の新馬戦からデビュー2連勝。兄のアダムスピークもデビューからの連勝で11年のラジオNIKKEI杯2歳Sを勝利しているが、故障の影響もありクラシックでは結果が出ず。出世レースを制してクラシック出走へ一歩近づく形となった妹は果たして本番でどのような走りを見せるか、牝馬クラシック戦線に新たな主役候補が誕生した。

馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「宝石名。輝かしい成績をおさめられるように。母名より連想」。

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シンハライト
(牝3、栗東・石坂厩舎)
父:ディープインパクト
母:シンハリーズ
母父:Singspiel
通算成績:2戦2勝

シンハライト

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