【日経新春杯】末脚爆発!レーヴミストラルが直線一気の差し切り!

1月17日(日)、1回京都6日目11Rで第63回日経新春杯(G2)(芝2400m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の2番人気・レーヴミストラル(牡4、栗東・松田博厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:25.9(良)。

2着には2馬身差で1番人気・シュヴァルグラン(牡4、栗東・友道厩舎)、3着にはハナ差で4番人気・サトノノブレス(牡6、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。

ダコールが好スタートを切ると、誰も行きたがらずしばらくは横一線で進む。そのままダコールがハナを切ってサトノノブレスが2番手。向正面に入るとダコールが少し後ろを離して逃げる。シュヴァルグランは8番手、レーヴミストラルは最後方からじっくりと進めていく。
3コーナーでメイショウウズシオが一気にハナを奪って後続を突き放す。しかし他馬は特に目立った動きを見せないまま直線へ。大きくリードを取っていたメイショウウズシオに各馬が殺到していくが、大外のレーヴミストラルの末脚が特に目立つ。シュヴァルグランとサトノノブレスも懸命に脚を使うが、レーヴィミストラルが一瞬で前を交わしてゴール。段違いの末脚を見せ付けた。

勝ったレーヴミストラルは昨年の青葉賞に続く重賞2勝目。きょうだいには阪神JFの勝ち馬レーヴディソールや青葉賞の勝ち馬アプレザンレーヴなどの重賞勝ち馬が揃い、ここまで中央でデビューした8頭の産駒すべてが勝ちあがっている。しかし、体質の弱さから出走できずに引退となった馬も含め、古馬戦での活躍は目立つような実績はなく、この名門一族としてはじめての古馬重賞制覇となった。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「夢(仏)+見事な(プロヴァンサル語)」。

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レーヴミストラル
(牡4、栗東・松田博厩舎)
父:キングカメハメハ
母:レーヴドスカー
母父:Highest Honor
通算成績:9戦4勝
重賞勝利:
16年日経新春杯(G2)
15年青葉賞(G2)

レーヴミストラル

レーヴミストラル

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