【AJCC】初重賞挑戦ヤマニンボワラクテ「人馬共に頑張ってほしい」

21日、日曜中山で行なわれるAJCC(G2)の追い切りが栗東トレセンで行なわれた。

迎春Sを勝ってオープン入りを果たし、今回が重賞初挑戦となるヤマニンボワラクテ(セ5、栗東・松永幹厩舎)は藤懸貴志騎手を背に、坂路で1000万下のカレングラスジョーを0.8秒追走。4F52.5-38.3-24.9-12.3秒をマークして、同馬に0.2秒先着する形となった。

【松永幹夫調教師のコメント】
「間隔はつまっていますが、今週もしっかり併せ馬でやれました。それだけ具合がいいと思ってください。まだ馬に緩さはありますが、緩いなりにしっかりしてきた部分もあり、それが結果にもつながってきてるのでしょう。ジョッキーも手の内に入れてくれてるし、中山も相性がいい。人馬ともに頑張って欲しいですね」


アルゼンチン共和国杯17着からの巻き返しを狙うフラガラッハ(牡9、栗東・松永幹厩舎)は高倉稜騎手を背に坂路を単走で調整。強めに追い、4F53.4-38.8-25.0-12.4秒の時計で駆け上がった。

【松永幹夫調教師のコメント】
「折り合いもついていたし、追い切りの動きは良かったですね。ゲート再試験も無事に合格しましたが、できれば内目で(後入れの)偶数番号が欲しいですね。まずはスタートを五分に出て欲しいです」


14年6月の安田記念以来、実に1年7ヶ月ぶりの実戦となるショウナンマイティ(牡8、栗東・梅田智厩舎)は坂路で追い切り。単走で4F53.4-38.8-25.0-12.4秒をマークした。

【梅田智之調教師のコメント】
「骨折、繋靭帯炎で長く休んでいますからね。昨年10月に帰厩して時間をかけて乗ってきたし、今週も坂路でしっかりと動けた。太めもないし、調教段階ではやれることはしっかりとやってきました。あとは実戦で体がついてこれるかどうか。これだけ休んでいた馬だし、結果や内容よりも、まずは無事に走ってきて欲しい」