【POG】まくったミエノドリーマーが直線鋭く伸びてV…中山新馬

1月23日(土)、1回中山7日目6Rで 3歳新馬(芝1600m)が行なわれ、柴山雄一騎手騎乗の5番人気・ミエノドリーマー(牡3、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.5(良)。

2着には半馬身差で6番人気・スウィートカラー(牝3、美浦・奥平雅厩舎)、3着には1馬身差で13番人気・リネンリトルキング(牡3、美浦・和田雄厩舎)が続いて入線した。

好スタートを切った単勝1番人気トーホウエースが勢いそのままにハナに立つ。その後ろをアラマサスピード、コスモバード、レオソフィア、マルターズフェスタと続き、後方各馬もほとんど差のないままレースが進む。
3、4コーナーに差し掛かるとミエノドリーマーが徐々に進出を開始。それに合わせて各馬追い出しにかかる。
直線に入るとスウィートカラー、ハロックライン、コスモバードが横一線に並び、叩き合う。その争いを尻目にミエノドリーマーが外から抜け出て1着でゴールした。

勝ったミエノドリーマーはセレクトセールにおいて3024万円で落札された馬で、母のドリームカムカムは短距離のOP競走を3勝した快速馬。母譲りのスピードを引き継いでいるであろう本馬にも活躍が期待される。
馬主は里見美惠子氏、生産者は新ひだか町の千代田牧場。馬名の意味由来は「冠名+夢見る人」。

1着 ミエノドリーマー(柴山騎手)
「道中もカーッとすることなく、落ち着いて走れていました。4コーナー辺りでは前に残られるかと思いましたが、ステッキを入れるとスッと動いてくれましたし最後はすごく良い脚でした」

2着 スウィートカラー(奥平調教師)
「ゲートの出がもうひとつでしたが、道中はリラックスして走れていました。直線の坂をしっかり上がって来られたことをジョッキーも褒めていました。真面目に走りますし、これから暖かくなってくれば更に良さそうです」

3着 リネンリトルキング(村田騎手)
「返し馬の雰囲気が良かったので、やれそうだと思っていました。勝ち馬をマークしながら競馬が出来ましたし、この馬も遜色ない力を持っています」

4着 ハロックライン(戸崎圭騎手)
「問題なく競馬は出来ました。使って変わってくると思います」

5着 ジーブレイズ(二本柳騎手)
「上手く抜いて走らせてあげることが出来ませんでした。それでもこれだけ離されずに走れていますし、能力はありますよ。変わる要素があると思います」

8着 トーホウエース(内田博騎手)
「少し腰に甘さがありますね。ハミに頼りながら走っている感じなので抱えているときは問題ありませんが、追ってからスッと動けませんでした。良いスピードがありますし、腰の甘さが解消してくれば楽しみですね」

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ミエノドリーマー
(牡3、美浦・国枝厩舎)
父:アドマイヤムーン
母:ドリームカムカム
母父:メジロライアン

ミエノドリーマー

ミエノドリーマー

ミエノドリーマー


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