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シンザン記念/平林雅芳の目
2010/1/12(火)
日曜京都11R
シンザン記念(GⅢ)
芝1600m
勝ちタイム1.34.3
勝ち馬:ガルボ(牡3 栗東・浜中厩舎)
只今、絶好調の池添J、勝負事はそんな流れに敏感。
3コーナーから4コーナーの坂の下りで、前の4頭で一番の手応え。
行きっぷりが他馬とは全く違っていた。
直線で弾けるように伸びて快勝。関東馬の勝利は見たことがない。
そして管理する清水英師。開業5年目で、念願の初重賞制覇!
彼は『ヒデ』ちゃんと言われるほどで、関西の助手連中も良く知っている人。
的場師がジョッキー時代に鞍持ちをしていて、年もまだ44歳。
報道陣に取材中にもかかわらず、『ヒデちゃん、おめでとう』と、思わず握手をしに行ってしまいました・・。
ピサノユリシーズの出が悪い。
外のケイエスケイトが一番早くゲートを出たが、中のエスカーダのダッシュがいい。
しかし、内からスッとシャインが出て行って、先頭を奪った。並ぶように関東馬のエスカーダが行く。
そして内にガルボ、外にケイエスケイト、内めではクレバーサンデー、セレスロンディーと続く。
馬群の中には、エイシンホワイティーにメイショウカンパクがいて、ピサノユリシーズももうその後ろについている。
そして馬群は3コーナーの坂を下って行く。
前のグループは4頭。
4番手のガルボから2、3馬身離れた内へクレバーサンデー、真後ろにセレスロンディーが内ラチ沿いを進んでいる。
4コーナーへを廻ってそのまま直線へ入ってくる先行グループ。
最内を内ラチ沿いにシャインが先頭。2番手はエスカーダだが、その外へガルボが出してきた。クレバーサンデーがその後ろ。
まだ前の4頭と後ろの集団との差が縮まらない。
ケイエスケイトの外にエイシンホワイティーにメイショウカンパクが並んでいるが、追いつくスピードに見えない。残り1ハロンを残す前あたりで、ガルボがシャインに並び、鞍上の池添Jのステッキが飛んだ。
完全にもうガルボの勝利が確定と言っていい勢いである。
そして2着もシャイン、そんな後続馬と差がある。
際どい3着争いは、クレバーサンデーの内へゴール前で強襲したセレスロンディーの写真判定となった。その後ろにカネトシディオスが外から来ていた。エスカーダがエイシンホワイティーを凌いで6着。メイショウカンパクにピサノユリシーズはそこからまだ後方でのゴールだった。
前半1000メートルは59.4である。1200メートル通過でさえも1.11.5。
完全なる良馬場だから速くはない。先行馬にはいい流れであった。
最後の2ハロンが11.4~11.4の超切れ味勝負だ。
これでは後ろの馬は飛ぶ様に来ないと無理。
パトロールビデオを何度も見ると、結局上位に来た4頭は内ラチ沿いを進んだ馬ばかりで当然に縦位置でも前から4頭がそのまま来ている。経済コースをロスなく進んだ馬がゴールでもその温存した末脚を十分に発揮したといういつものパターンだ。メイショウカンパクにピサノユリシーズは道中の走りでイヤイヤをする様に頭を時々振ったりとしている。俗にいうハミを噛んでいる感じか。この流れで我慢が出来てないようにみられた。
終わってみればガルボの完勝劇。シャインに3馬身差である。
そしてこの馬は今日で6戦目であるが、毎回鞍上が違うジョッキー。
今日で6人目。北海道の時と違う馬になっているのが馬体重に現れている。
そしてやはりお馴染みの金髪の助手、菊池君が、『朝日杯も3着はあったと思うんだ』と笑顔で語っていた。
馬も人も、今、勢いがあるというのを実に感じた一戦でありました・・・。
シンザン記念(GⅢ)
芝1600m
勝ちタイム1.34.3
勝ち馬:ガルボ(牡3 栗東・浜中厩舎)
只今、絶好調の池添J、勝負事はそんな流れに敏感。
3コーナーから4コーナーの坂の下りで、前の4頭で一番の手応え。
行きっぷりが他馬とは全く違っていた。
直線で弾けるように伸びて快勝。関東馬の勝利は見たことがない。
そして管理する清水英師。開業5年目で、念願の初重賞制覇!
彼は『ヒデ』ちゃんと言われるほどで、関西の助手連中も良く知っている人。
的場師がジョッキー時代に鞍持ちをしていて、年もまだ44歳。
報道陣に取材中にもかかわらず、『ヒデちゃん、おめでとう』と、思わず握手をしに行ってしまいました・・。
ピサノユリシーズの出が悪い。
外のケイエスケイトが一番早くゲートを出たが、中のエスカーダのダッシュがいい。
しかし、内からスッとシャインが出て行って、先頭を奪った。並ぶように関東馬のエスカーダが行く。
そして内にガルボ、外にケイエスケイト、内めではクレバーサンデー、セレスロンディーと続く。
馬群の中には、エイシンホワイティーにメイショウカンパクがいて、ピサノユリシーズももうその後ろについている。
そして馬群は3コーナーの坂を下って行く。
前のグループは4頭。
4番手のガルボから2、3馬身離れた内へクレバーサンデー、真後ろにセレスロンディーが内ラチ沿いを進んでいる。
4コーナーへを廻ってそのまま直線へ入ってくる先行グループ。
最内を内ラチ沿いにシャインが先頭。2番手はエスカーダだが、その外へガルボが出してきた。クレバーサンデーがその後ろ。
まだ前の4頭と後ろの集団との差が縮まらない。
ケイエスケイトの外にエイシンホワイティーにメイショウカンパクが並んでいるが、追いつくスピードに見えない。残り1ハロンを残す前あたりで、ガルボがシャインに並び、鞍上の池添Jのステッキが飛んだ。
完全にもうガルボの勝利が確定と言っていい勢いである。
そして2着もシャイン、そんな後続馬と差がある。
際どい3着争いは、クレバーサンデーの内へゴール前で強襲したセレスロンディーの写真判定となった。その後ろにカネトシディオスが外から来ていた。エスカーダがエイシンホワイティーを凌いで6着。メイショウカンパクにピサノユリシーズはそこからまだ後方でのゴールだった。
前半1000メートルは59.4である。1200メートル通過でさえも1.11.5。
完全なる良馬場だから速くはない。先行馬にはいい流れであった。
最後の2ハロンが11.4~11.4の超切れ味勝負だ。
これでは後ろの馬は飛ぶ様に来ないと無理。
パトロールビデオを何度も見ると、結局上位に来た4頭は内ラチ沿いを進んだ馬ばかりで当然に縦位置でも前から4頭がそのまま来ている。経済コースをロスなく進んだ馬がゴールでもその温存した末脚を十分に発揮したといういつものパターンだ。メイショウカンパクにピサノユリシーズは道中の走りでイヤイヤをする様に頭を時々振ったりとしている。俗にいうハミを噛んでいる感じか。この流れで我慢が出来てないようにみられた。
終わってみればガルボの完勝劇。シャインに3馬身差である。
そしてこの馬は今日で6戦目であるが、毎回鞍上が違うジョッキー。
今日で6人目。北海道の時と違う馬になっているのが馬体重に現れている。
そしてやはりお馴染みの金髪の助手、菊池君が、『朝日杯も3着はあったと思うんだ』と笑顔で語っていた。
馬も人も、今、勢いがあるというのを実に感じた一戦でありました・・・。
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