【きさらぎ賞】強い!圧倒的人気に応えてサトノダイヤモンド圧勝!

2月7日(日)、2回京都4日目11Rで第56回きさらぎ賞(G3)(芝1800m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・サトノダイヤモンド(牡3、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.9(良)。

2着には3馬身半差で4番人気・レプランシュ(牡3、栗東・高野厩舎)、3着にはアタマ差で2番人気・ロイカバード(牡3、栗東・松永幹厩舎)が続いて入線した。

逃げると思われていたロワアブソリューがあまり良くないスタート。先手を取ったのはオンザロックス。周回コースに合流したところでダッシュのついたロワアブソリューが競りかけてくるが、譲らずに先頭でレースを進める。2番手集団は結局控えたロワアブソリュー、ノガロ、ウルトラバロックが固まって進み、直後にオウケンダイヤ。前から6頭目にサトノダイヤモンドがつけて、ロイカバードはその2馬身後ろで終始サトノダイヤモンドを見て進む。レプランシュはロイカバード隣につけて、最後方からモウカッテルの展開。
直線に入り、前はオンザロックス、ロワアブソリュー、ノガロが並んでの叩き合い。その直後、手綱をがっちりキープしたままサトノダイヤモンドが並びかけ、鞍上の手が動き始めると一気に抜け出し後続を突き放す。もうここからはサトノダイヤモンドの独壇場。3戦目にして初めてのステッキが入ったがそれも1発のみ。後続では追いすがるロイカバードと、その後方から追い込んできたレプランシュが接戦となったが、それは文字通りの2番手争い。サトノダイヤモンドが着差以上に力差を見せつけるような圧勝劇を演じてみせた。

勝ったサトノダイヤモンドは13年のセレクトセールにて2億4150万円の値がついた高額取引馬。今回は、新馬戦でも共に出走したロイカバードとの「5億円対決」の再戦という形になったが、そのロイカバードなど他馬を全く寄せ付けない圧倒的な勝利を収めた。いよいよクラシックでの首位争い、オーナーの初G1タイトルが見えてきた。
馬主は里見治氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+宝石名。流星の形から連想」。

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サトノダイヤモンド
(牡3、栗東・池江寿厩舎)
父:ディープインパクト
母:マルペンサ
母父:Orpen
通算成績:3戦3勝
重賞勝利:
16年きさらぎ賞(G3)

サトノダイヤモンド

サトノダイヤモンド

サトノダイヤモンド

サトノダイヤモンド

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