レイチェルアレクサンドラが年度代表馬に

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アメリカの09年度エクリプス賞が18日(日本時間19日)に発表され、年度代表馬にはケンタッキーオークスなどを制したレイチェルアレクサンドラが選出された。
通算成績14戦無敗で、牝馬初のBCクラシック制覇を成し遂げたゼニヤッタと、一騎打ちの様相だったが、結果、232票中130票を獲得したレイチェルアレクサンドラが3歳牝馬初の選出となった。

レイチェルアレクサンドラは、昨年は8戦全勝(通算は14戦11勝)で、3冠2戦目のプリークネスSを85年ぶりとなる牝馬による優勝。続く、3歳牝馬GⅠ・ケンタッキーオークスを同レース史上最大着差となる20馬身1/4差の圧勝。
また、ウッドワードSで、マッチョアゲインらを退け優勝。73年のグレード制導入以降、ニューヨーク州で開催されたダートGIで3歳牝馬が古馬牡馬を制したのも初の快挙となった。

また、牝馬初のBCクラシック馬・ゼニヤッタも、最優秀古馬牝馬賞を受賞。
同馬は先日、現役引退を撤回。今後は、ドバイWCへの出走が有力視されている。