ユキチャンが重賞連勝!!/TCK女王盃【交流JpnⅢ】

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10年1月20日(水)に大井競馬場で行われた交流JpnⅢ・第13回TCK女王盃(4歳上牝、ダート右/外1800m)は、今野忠成騎手騎乗の1番人気・ユキチャンが優勝。

2着にはクビ差で3番人気・ウェディングフジコ(牝6、美浦・戸田厩舎、菊澤徳騎手)。3着には6番人気・コスモプリズム(牝4、大井・宗形竹厩舎、戸崎圭騎手)がそれぞれ入った。

レースは好発を決めたトウホクビジンがハナ。ダイナマイトボディが2番手。続いて、内にチャームナデシコ、外にユキチャンが追走する形だったが、4コーナー付近でユキチャンが仕掛け、直線入り口付近では先頭へ。

そこへ外から、ツクシヒメが猛然と追い込んできたが、内からもウェディングフジコがスルスルと伸びて競り合いに。最後は、ウェディングフジコの脚色が勝ったかのようにみえたが、ユキチャンがしぶとく差し返すようにゴールインした。

勝ったユキチャンは白毛のアイドルホースとして、注目を集め、07年7月にJRAの後藤厩舎からデビュー。デビュー2戦目で初勝利を挙げると、芝のミモザ賞も快勝。続く、フローラSでは敗れてしまったが、交流JpnⅡ・関東オークスでは、2着に1.7秒差をつける快勝劇をみせた。
古馬になってからも、クイーン賞2着、TCK女王盃2着と、ダートの交流重賞で実績を残していた事から、活躍の場を求め、昨年秋に川崎の山崎尋美厩舎に転厩。今回の勝ち星で前走のクイーン賞に続き、交流重賞連覇、移籍後2勝目となった。

馬主は金子真人ホールディングス(株)。生産者は早来のノーザンファーム。馬名の意味由来は「愛称。白毛のお嬢さん」。

ユキチャン
(牝5、川崎・山崎尋厩舎)
父:クロフネ
母:シラユキヒメ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:15戦5勝(うち地方9戦3勝)

こちらに掲載されている情報、結果、全成績・払戻金は、
主催者・南関東4競馬場発表のものと必ずご確認・ご照合ください。