【京都新聞杯】スマートオーディンが計ったような差し切りで重賞3勝目!

5月7日(土)、3回京都5日目11Rで第64回京都新聞杯(G2)(芝2200m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・スマートオーディン(牡3、栗東・松田国厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:12.6(良)。

2着には3/4馬身差で9番人気・アグネスフォルテ(牡3、栗東・長浜厩舎)、3着には1馬身半差で4番人気・ロイカバード(牡3、栗東・松永幹厩舎)が続いて入線した。

エルプシャフトがダッシュ付かずに最後方からの競馬。押してハナを奪ったのはカルムパシオンで、アグネスフォルテ、エルリストン、フォルテミノルと人気薄の面々が前へと取り付く。ゼンノタヂカラオ、ブラックスピネルは中団、1番人気のスマートオーディンは少し行きたがる仕草を見せつつも懸命に戸崎騎手がなだめて後方3番手を進み、エルプシャフトは下がってきたダンツエイコウを交わして後方2番手に上がる。
先団がひと塊で、坂の下りから徐々にピッチを上げたスマートオーディンは楽な手応えで前を射程圏に入れて直線へ。大きく広がった直線の攻防は、内で早めに動いたアグネスフォルテが粘るところを外から勢いが付いたスマートオーディンがラスト100mでキッチリと交わして先頭でゴール。
賞金確保へブラックスピネル、ロイカバードも脚を伸ばしたが、2着はアグネスフォルテが守り切った。

勝ったスマートオーディンは重賞3勝目。父のダノンシャンティは毎日杯、NHKマイルCを連勝してダービーに臨んだが、出走取消のため、晴れ舞台でその勇姿を見せることができなかった。距離延長、コーナー4つのコースもアッサリとクリアし、にわかに混戦となってきたダービーに孝行息子が父の無念を晴らしに行く。
馬主は大川徹氏、生産者は新冠町のスカイビーチステーブル。馬名の意味由来は「冠名+北欧神話の主神」。

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スマートオーディン
(牡3、栗東・松田国厩舎)
父:ダノンシャンティ
母:レディアップステージ
母父:Alzao
通算成績:6戦4勝
重賞勝利:
16年京都新聞杯(G2)
16年毎日杯(G3)
15年東スポ杯2歳S(G3)

スマートオーディン

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