【POG】スズカマイゲストら土曜阪神5Rトレセン直送トーク

●6月4日(土) 3回阪神1日目5R 2歳新馬(芝1600m)

2017年のクラシックロードはこのレースからスタート。その一番星を目指して、まずは1枠1番のスズカマイゲスト(牡2、栗東・橋田厩舎)から。母系にアドマイヤフジ、コスモス、デウス、ホープといった重賞ウイナーがいる橋田厩舎ゆかりの血統で、1週前追い切りではパートナーを組む戸崎圭太騎手もその感触を確かめている。

橋田満調教師は「今週は朝一番に追い切り。動きが柔らかくて素軽い。気性も素直で前向きさがありますね。新馬戦で分からないことが多いけど、期待していますよ」とコメント。文字通り『一番星』となれるか。

ダービージョッキー川田将雅騎手を背に新馬勝ちを狙うのは6枠6番のアルメリアブルーム(牝2、栗東・高橋康厩舎)だ。母の弟には重賞を2勝し有馬記念で2着に入ったオーシャンブルーがおり、攻め馬では牝馬らしいピリッとした動きを見せている。

「先週にジョッキーに乗ってもらってコースでビシッと。今週は坂路でサッとで十分です。400キロ台の小柄な馬ですが、フットワークが軽くて、バランスがいい走り。スタートを決めれば面白いと思います」と高橋康之調教師も色気たっぷりだ。

2枠2番タガノアヌビス(牡2、栗東・浅見厩舎)は、父が2013年から日本で供用されているキングズベスト。形の上では新種牡馬となるが、海外ではワークフォース、日本でもダービー馬エイシンフラッシュを送り出している実績十分の種牡馬で、当然その産駒にかかる期待も大きい。

浅見調教助手は「結構乗り込んでいるし、馬体も仕上がっています。タイプ的にも新馬向きかな。やれば坂路でも52秒台で動けそうな走りをしていますよ」と新馬Vに意欲を見せる。