【京都牝馬S】レース前・アラカルト

トピックス

【中穴決着目立つ】
1番人気は過去10年で【2-0-2-6】と不振。ただし、二桁人気馬が絡む事は少なく、中穴決着に終わる事が多い。
また、2番人気は【2-2-2-4】と安定した成績。勝ち頭は3勝を挙げている4番人気。

【SS産駒が主力】
現在では直仔の数自体が減少してしまったが、過去10年で【6-3-2-22】と連対馬の約半数がSS産駒。
サンデーサイレンス(SS)産駒の独壇場といってもいいレースだ。
今年もSS直仔は不在だが、①マイネレーツェル、②プリマフォルツァ、④クラウンプリンセス、⑥ザレマ、⑧ヒカルアマランサス、⑭レインダンスはSS系後継種牡馬にあたる。

【唯一の関東勢/外国人ジョッキーの活躍】
例年、東西で重賞(根岸S)が行われる事が多い日程のため、主に栗東の所属騎手のみで行われることが多い本レース。 過去10年においても、美浦【0-2-0-5】、栗東【8-8-7-100】と顕著。
今年は木幡初広騎手が唯一の美浦所属騎手の騎乗となるが、健闘を期待したい。

また、侮れないのが外国人騎手で【2-1-2-6】と高確度で活躍。
今年は、ルメール騎手・デムーロ騎手と日本を知り尽くした両騎手が騎乗予定。
デムーロ騎手は、今年、日本での初騎乗となった、水曜日の交流JpnⅠ・川崎記念でも、フリオーソに騎乗してあわやの2着。この冬の騎乗も目が離せない。

【岩田騎手が好相性】
2頭の競走馬、3名の調教師がこれまでに本レースの連覇を果たしているが、44回にも及ぶ歴史の中で、騎手の連覇は岩田康誠騎手のみ(06年マイネサマンサ~07年ディアデラノビア)。
また、岩田騎手は、04年にもマイネアイルで2着に入っており、本レースは3戦3連対と好相性をみせている。

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