【新潟記念】クランモンタナ 重賞連勝へ和田竜「自分で競馬をつくっていきたい」

31日、新潟記念(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、小倉記念1着のクランモンタナ(牡7、栗東・音無厩舎)は、引き続きコンビを組む和田竜二騎手を背に坂路で古馬1000万のノガロと併せ馬。0.4秒先行し、ゴール前でビシッと気合を付けると、そのまま1馬身差を保って4F51.2-37.9-25.4-13.1秒をマーク。力強いフットワークがひと際目を引いた。

この動きには鞍上も「前走で初めて調教に跨った時に背中の良さを感じたけど、けさもそうだったね。やっぱりいい馬だと思います。追い切りもしっかり動けましたしね」と合格点のジャッジ。重賞2連勝へ仕上げに抜かりはない。

前走の小倉記念はデビュー40戦目での嬉しい重賞初制覇。今回はより瞬発力が問われる新潟での戦いとなるが「全体的に速い時計になる分なら大丈夫だけど、極端に上がりが速くなるようだときつくなる。それを踏まえて、自分で競馬をつくっていきたい」とヤル気満々。うまく直線での叩き合いに持ち込みたいところだ。