【愛チャンピオンS】仏ダービー馬アルマンザールが直線一気の末脚で勝利!

アルマンザール

9月10日(日本時間11日午前2時45分)に愛国レパーズタウン競馬場で行われた愛チャンピオンS(G1)(3歳上 芝2000m 1着賞金72万5000ユーロ)は、C.スミヨン騎手騎乗のアルマンザール(牡3、仏・J-C.ルジェ厩舎)が勝利した。勝ち時計は2.08.93(重、所により良)。

2着は3/4馬身差でファウンド(牝4、愛・A.P.オブライエン厩舎)、3着にはマインディング(牝3、愛・A.P.オブライエン厩舎)が入線。
1番人気のハーザンド(牡3、愛・D.K.ウェルド厩舎)は8着に敗れた。

14年にこのレースを勝っているザグレイギャッツビーが出走を取り消したものの、英・愛ダービー馬ハーザンド、英キングジョージを勝ったハイランドリール、昨年の仏ダービー馬ニューベイなどが出走し、12頭中8頭がG1馬という豪華なメンバーが揃った。

レースは、サクセスデイズがハナを奪い、ハイランドリール、ニューベイが並んで好位の3番手を追走。1番人気のハーザンドは中団馬群の中で脚を溜める。先頭からシンガリまで10馬身の圏内でレースが進む。
逃げるサクセスデイズが粘りこみを図るが、ハイランドリール、ニューベイが襲いかかる。その外からファウンドが伸びてきて、前を一気に飲み込もうとするが、更にその外から飛んできたのが道中最後方にいたアルマンザール。一気にファウンドに並びかけ、残り200mはこの2頭の叩き合いに。ゴールまで激しい争いになったが、最後は外のアルマンザールが3/4馬身差ファウンドを抑え込んで先頭でゴールイン。

勝ったアルマンザールはこれで重賞4連勝。仏ダービーに続く2つ目のG1タイトルを手中に収めた。仏ダービーでも今回同様に直線一気の末脚で快勝しており、持ち前切れ味をいかんなく発揮した。昨年、このレースを制したゴールデンホーンが後に凱旋門賞も勝利していることから、この馬にかかる期待も大きい。

アルマンザール
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