【デイリー杯2歳S】渋太く差したジューヌエコールが無傷の3連勝で重賞初V!

ジューヌエコール

11月12日(土)、5回京都3日目11Rで第51回デイリー杯2歳S(G2)(芝1600m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の2番人気・ジューヌエコール(牝2、栗東・安田隆厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.6(良)。

2着にはクビ差で8番人気・ボンセルヴィーソ(牡2、栗東・池添学厩舎)、3着には半馬身差で4番人気・サングレーザー(牡2、栗東・浅見厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたタイセイスターリー(牡2、栗東・矢作厩舎)は8着に敗れた。

少しバラついたスタートでタイセイスターリーもゲートの出はひと息。どの馬も積極的には行こうとせず、押し出される形でボンセルヴィーソがハナへ。ベルカプリ、ジューヌエコール、サングレーザーが続いて先行集団は7頭。その一番後ろにタイセイスターリーが追走する。
淡々とした流れでボンセルヴィーソが9頭を従えて直線に向くと、ジューヌエコールが内からジリジリと差を詰める。外からはサングレーザー、ディーパワンサも脚を伸ばすが、その差がなかなか詰まらない。ロスなく立ち回ったジューヌエコールが粘るボンセルヴィーソを振り切って重賞初Vを決めた。

勝ったジューヌエコールは、新馬、ききょうSに続いて3連勝で重賞初制覇。初戦は好位から、前走は出遅れて後方からの差し切りと違った形で連勝していたが、今回は好位の正攻法で前を捕らえる会心の勝利。管理する安田隆行調教師は先週の京王杯2歳Sがおよそ2年半ぶりの重賞勝ちとなったが、2週連続で2歳G2を制した。
また鞍上の福永騎手はこの勝利で年間100勝を達成。このレースは4勝目となった。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「大規模艦隊に強力な小型艦で対抗する19世紀の海軍の戦略思想(仏)」。

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  • ジューヌエコール
  • (牝2、栗東・安田隆厩舎)
  • 父:クロフネ
  • 母:ルミナスポイント
  • 母父:アグネスタキオン
  • 通算成績:3戦3勝
  • 重賞勝利:
  • 16年デイリー杯2歳S(G2)

ジューヌエコール
ジューヌエコール

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