【中山記念】秋華賞V以来のヴィブロスが今年緒戦「姉と比べて成長している」

ヴィブロス

併せ馬で登坂するヴィブロス(左)

22日、中山記念(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

昨年の秋華賞で重賞初制覇を飾り、その後は休養に入っていたヴィブロス(牝4、栗東・友道厩舎)が復帰緒戦を迎える。重馬場の坂路で助手を背に、未勝利馬シュンテオドーラと併せて4F53.9-40.0-26.0-12.5秒をマーク。やや後方からの追走スタートで、終始馬なりで併入を果たした。

友道康夫調教師は「いつもなら単走で追い切りですが、今回は休み明けだし、併せ馬で追いました。動きも良かったし、いい感じでしたね」と、調整の意図を明かした。

気になる約4ヶ月間の休養については「帰厩当初は470キロぐらいあった馬体も絞れてきています。姉(ヴィルシーナ)と違って馬房で落ち着きがないし、体も絞れています。輸送もありますが、430キロ台では出走させたいですね。馬体重もそうですが、脚が長くなって、背も高くなってる。姉は3歳時の馬体が変わらなかったけど、この子は成長をしていますよ」と、好感触を掴んでいる様子。

母ハルーワスウィートを含めて全きょうだいを管理している同師。G1で2勝、2着4回と活躍した全姉と比較して、古馬になってからの期待を口にした。この後は3月25日に行われるドバイターフに参戦が決まっているだけに、手強い牡馬が相手とはいえ格好をつけたいだろう。

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