【日経賞】シャケトラが力強く伸びてキャリア6戦目で重賞初制覇!

シャケトラ

3月25日(土)、3回中山1日目11Rで第65回日経賞(G2)(芝2500m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の4番人気・シャケトラ(牡4、栗東・角居厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:32.8(良)。

2着には3/4馬身差で7番人気・ミライヘノツバサ(牡4、美浦・伊藤大厩舎)、3着にはアタマ差で6番人気・アドマイヤデウス(牡6、栗東・梅田智厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたゴールドアクター(牡6、美浦・中川厩舎)は5着に敗れた。

スタート直後にヤマカツライデンとミライヘノツバサがスッと先手を取り、枠のぶん内にいたヤマカツライデンがハナへ。少し離れてゴールドアクターとアドマイヤデウスが3、4番手に並び、レインボーラインは中団やや後ろ、シャケトラとディーマジェスティは後方集団。4コーナーではミライヘノツバサが手応え良く先頭に並び、直後にゴールドアクター、アドマイヤデウス、外から一気にシャケトラが進出。最後はゴールドアクターの伸びがひと息で、シャケトラがミライヘノツバサも交わして勝利。スルスルと伸びてきたレインボーラインは4着まで。

勝ったシャケトラは昨年の日本ダービーの2週後、6月12日の未勝利戦でデビューしていきなり初勝利。慎重に使われながら順調に勝ち上がり、前走は日経新春杯に格上挑戦して2着と素質の高さを見せていた。クラシック戦線に参加することは叶わなかったが、ゴールドアクターなど実力馬が揃う中、キャリア6戦目で重賞初制覇を決めた。

馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「イタリアの幻のデザートワイン」。

【田辺裕信騎手のコメント】
「1週前に調教で乗せてもらって、良い馬だと思いました。厩舎の方の期待度が伝わってきましたし、強い馬なので今日は自信を持って乗りました。ゴールドアクターなどの人気馬は意識していましたが、自分のリズムを崩さないように乗りました。ゲートがひと息でポジションを下げましたが、周りの馬を見ながら競馬が出来たので良い面もあったと思います。どんな競馬でも出来ると思いますし、まだ伸びシロもあると思います。この先が楽しみです」

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  • シャケトラ
  • (牡4、栗東・角居厩舎)
  • 父:マンハッタンカフェ
  • 母:サマーハ
  • 母父:Singspiel
  • 通算成績:6戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 17年日経賞(G2)

シャケトラ
シャケトラ

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