圧倒的1番人気に支持されたイイコトズクシが堂々と押し切り勝ち!…阪神新馬

イイコトズクシ

6月24日(土)、3回阪神7日目5Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の1番人気・イイコトズクシ(牡2、栗東・音無厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.9(良)。

2着には1馬身半差で4番人気・メルティキャンディ(牝2、栗東・池添学厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・ジュンドリーム(牝2、栗東・西村厩舎)が続いて入線した。

ミンミンレジーナが競走除外となって9頭での初陣。まずジュンドリームが飛び出すが、それを交わしてジェネラルがレースを引っ張る。3馬身ほど離れてイイコトズクシ、その直後にルールダーマら3頭が付け、残る3頭は間隔が開いて馬群は縦長となる。
残り600mを過ぎると先行集団が一気に凝縮。ジュンドリームとイイコトズクシが並ぶように直線に入るが、脚色良くイイコトズクシが直線半ばで力強く先頭。そのまま後続を振り切ってデビューV。2着には後方から脚を伸ばしたメルティキャンディが割って入った。

勝ったイイコトズクシは、兄にニュージーランドT2着のイヤダイヤダ、おばに新潟2歳Sを勝ったワナがいる血統。入念な攻め過程から単勝オッズ1.5倍の圧倒的な1番人気に支持されたが、その期待に応える快勝。ややメンバーに恵まれた感もあり、次走が真価を問われる一戦となりそうだ。なお、キンシャサノキセキ産駒はこの世代3頭目の出走で初勝利。既にデビューした2頭は2、3着と好走しており、仕上がりの良さが目立っている。
馬主は小田切有一氏、生産者は浦河町の木村牧場。馬名の意味由来は「良いことずくし」。

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  • イイコトズクシ
  • (牡2、栗東・音無厩舎)
  • 父:キンシャサノキセキ
  • 母:モットヒカリヲ
  • 母父:アフリート

イイコトズクシ
イイコトズクシ

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