【レパードS】帰国初戦エピカリスなど関東馬5頭の最終追い切りコメント

エピカリス

▲注目の帰国初戦を迎えるエピカリス

2日、レパードステークス(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、予定していたベルモントステークスを右前肢ハ行のため出走取消となったエピカリス(牡3、美浦・萩原厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F81.0-66.7-52.5-38.9-12.5秒をマークした。

【萩原清調教師のコメント】
「併せ馬で追い切って、動きは良かったです。時計も内容も予定通りの調整が出来ました。馬体重も含めて、これまでのレース前と変わらない感じできています。仕切り直しの1戦になりますが、頑張ってもらいたいです」

前走、ジャパンダートダービーで10着のシゲルコング(牡3、美浦・松永康厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F58.0-41.6-13.3秒をマークした。

【松永康利調教師のコメント】
「前走は流れに乗って運べましたが、4コーナーで止まってしまいました。結果的には距離が長かったかと思います。ただ今までは出遅れることが多かったですけど、スッと良い位置につけられたことは収穫です。今週は輸送があるので追い切りは終い重点でやりましたが、馬なりで良い動きを見せていました。ベストは東京の1400、1600くらいかと思いますが、新潟1800ならこなしてくれると思っています」

前走、檜山特別で1着のスターストラック(牡3、美浦・栗田博厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.2-54.4-39.9-13.2秒をマークした。

【栗田博憲調教師のコメント】
「前走は休み明けで初の古馬対戦という条件でしたが、よく頑張ってくれたと思います。現状で3勝しているのだから大したものですよ。この中間もこの馬なりに順調にきていますし、現状の力で重賞でどこまでやれるかですね」

ハルクンノテソーロ

▲前走では後のJDD2着馬サンライズソアに先着しているハルクンノテソーロ

前走、ユニコーンステークスで2着のハルクンノテソーロ(牡3、美浦・高木登厩舎)は、JRA通算400勝まであと2勝の大野拓弥騎手を背に坂路コースで追われ、4F51.7-37.9-24.9-12.6秒をマークした。

【高木登調教師のコメント】
「今週の追い切りは、ジョッキーに乗ってもらってサラッと馬なりでやって、感触だけ掴んでもらいました。レースに行って乗りやすい馬のようですし、ここまで大野騎手が競馬を教えてきてひとつひとつ課題をクリアしてきました。1200でもハナを切れるくらいの行き脚がありますが、抑えて良い競馬をしたのでそこからは脚質転換をしてきました。前半の折り合いがカギになると思いますし、コーナーを4回まわる形態を生かして抑えて競馬が出来れば、と思います。現状では軽いダートの方が合っていると思います」

前走、ジャパンダートダービーで8着のローズプリンスダム(牡3、美浦・畠山吉厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F52.6-38.4-25.4-12.8秒をマークした。

【畠山吉宏調教師のコメント】
「前走は大井の2000をこなしてくれるかと期待していましたが、4コーナー辺りで厳しいかなという感じでした。レース中のどこで飛んだかは分かりませんが左前を落鉄していましたし、ハッキリした敗因は一概には言えないものの、落鉄の影響もあったかと思います。前走後は良い意味で変わりなくきていますし、攻め駆けする馬なので今週の追い切りでもまずまずの動きを見せていました。たまたま出負けしたレースで後ろから行って勝ちましたが、元々は前走のように前々で競馬をしていましたからね。ゲートの出と他馬の出方次第で、自分の位置取りも決まってくると思います。1800は2勝していますし、巻き返したいですね」