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【天皇賞(秋)】リアルスティール昨年2着以上の状態「叩けたことは大きい」
2017/10/25(水)

リアルスティールについて語る矢作調教師
25日、天皇賞(秋)(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
追い切り後、リアルスティール(牡5、栗東・矢作厩舎)を管理する矢作芳人調教師の一問一答は以下の通り。●完調手前で毎日王冠を快勝「期待以上の走り」
-:まずは前走の毎日王冠、強豪も揃いましたけれども、リアルスティールにとっては中山記念以来の競馬で快勝でした。振り返っていただけますか?
矢作芳人調教師:そうですね、やはり目標はここ(天皇賞)だったので、仕上がり状態としてはまだもうひとつかなという部分があった中であの内容の競馬は、本当に強かったと思いますし、自分の期待以上の走りでした。
-:去年のドバイターフ以来、1年7ヵ月ぶりの勝利ということで、うっぷんというか、そういったものも晴れる部分もあったんですか?
矢:まあ色々あった馬なんで、本当に嬉しかったです。
-:そして、ドバイターフの断念というのも今年はありましたけれども、その休養を挟んでということだったんですが、その休養の効果というのもあったんですか?
矢:そうですね、去年は夏に暑さにやられたんで今年は早めに北海道に持って行って、北海道の牧場のスタッフとウチのスタッフがうまく連携して、仕上げてくれたなと思っています。
-:では去年の安田記念から天皇賞(秋)への直行と比べると、かなりいい臨戦過程を経ているという感触でしょうか?
矢:叩けたことは大きいと思います。
-:そして調教のほうですけれども、追い切りは併せで先着、52秒台という時計が出ていましたけれども、どのような指示、そして感触だったでしょうか?
矢:52(秒)という指示で、前半は折り合いに気をつけて終いを伸ばすという指示通りの追い切りをしてくれたと思います。
-:状態としては、前回よりも上積みありという感じでしょうか?
矢:馬体面はわりと仕上がっていたんで、大きな変化はないと思いますけども、息づかいという点で、格段に良化したかなと思っています。
-:そして今回の舞台は天皇賞(秋)ということで、去年はモーリスの2着の舞台です。あらためて、この舞台設定はいかがでしょうか?
矢:いま日本で行われているG1レースの中では、最も彼に適した舞台であることは間違いないと思います。
-:そして今回は新コンビ、シュミノー騎手とのコンビになりますが、どのようなイメージを抱いていらっしゃいますでしょうか?
矢:去年から今年の初めにかけて乗った時の乗り方が、自分としてはリアルスティールに合うんではないかなというふうに考えましたし、大きなところも勝っているジョッキーですから、乗せる以上は任せるだけです。
-:リアルスティールの情報なんかは、シュミノー騎手に伝えてという形になるんですかね。
矢:もちろんそうです。
-:映像か何かを見せながらという感じになるんですか?
矢:それはもうプロフェッショナルですから、たくさん見ていただいていると思います。
-:ということで、悲願の国内G1タイトル、いままで国内は3度2着というのがありますけれども、ファンの方々は国内でのG1タイトルというのも楽しみにしていると思います。抱負をお願いします。
矢:以前から、特に3歳時は素質だけで走っているって言っていたと思うんですけども、ここに来てようやく本格化してきたのかなというふうに感じます。いいメンバーが揃いますけれども、ウチの馬もいい状態で出せると思いますので、応援よろしくお願いいたします。

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