【JBCスプリント】ニシケンモノノフが大激戦を割って伸びてJpn1制覇!

ニシケンモノノフ

11月3日(金・祝)、大井競馬場8Rで行われた第17回JBCスプリント(Jpn1)(3歳上 定量 指定 1着賞金6000万円 ダート1200m)は、2番人気・ニシケンモノノフ(牡6、栗東・庄野厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:11.4(重)。

2着にアタマ差で1番人気・コパノリッキー(牡7、栗東・村山厩舎)、3着にはアタマ差で3番人気・ブルドッグボス(牡5、浦和・小久智厩舎)が続いた。

好スタートを切ったコーリンベリーがそのままハナへ。コパノリッキーは出負けして後方から。これにネロ、ニシケンモノノフ、出負けを挽回していったコパノリッキー、ノボバカラ、ブルドックボスらが上位となって直線へ。
しばらくはコーリンベリー、ネロが抜け出す形だったが、最初にコーリンベリーが脱落。ネロが押し切ろうかというところに外からコパノリッキー、内に進路をとったニシケンモノノフ、少し離れた外からブルドックボスが急襲し、ゴール直前にガラッと入れ替わった。

勝ったニシケンモノノフは北海道所属で門別デビュー。中央・領家厩舎に転厩してから13年兵庫ジュニアGP(Jpn2)を勝利。庄野厩舎に転厩後も安定した成績を残しながら16年兵庫ゴールドT(Jpn2)、17年北海道スプリントC(Jpn3)と重賞勝利を積み重ね、今回のJBCスプリント(Jpn1)で嬉しいビッグタイトル制覇となった。
馬主は西森鶴氏、生産者は新冠町の八木常郎氏。馬名の意味は「冠名+武士」。

1着 ニシケンモノノフ(横山典騎手)
「今日は返し馬からいつもより元気が良かったです。道中ずっと手応えが良くてどこを突こうか迷ったのですが、一旦狭いところにに入りかけたら馬も躊躇していましたね。内に切り替えてからはノビノビと走ってくれましたね。まだ6歳ですが本当にタフな馬。来年も再来年も頑張れると思います。僕も来年も再来年も頑張ります」

(庄野調教師)
「目標にしていたレースなので嬉しいです。前走を使ってから調子もグングン上がっていました。乗り方はジョッキーに任せていましたし、最後は「ノリちゃんお願い!」という感じでした」

  • ニシケンモノノフ
  • (牡6、栗東・庄野厩舎)
  • 父:メイショウボーラー
  • 母:グリーンヒルコマチ
  • 母父:アフリート
  • 中央・地方通算成績:37戦12勝
  • 重賞勝利:
  • 17年JBCスプリント(Jpn1)
  • 17年北海道スプリントC(Jpn3)
  • 16年兵庫ゴールドトロフィ(Jpn3)
  • 13年兵庫ジュニアGP(Jpn2)

ニシケンモノノフ
ニシケンモノノフ
ニシケンモノノフ

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