好調ハービンジャー産駒の大型馬ブラストワンピースが楽々と差し切る!…東京新馬

ブラストワンピース

11月19日(日)、5回東京6日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、池添謙一騎手騎乗の5番人気・ブラストワンピース(牡2、美浦・大竹厩舎)が優勝。スタート良くすんなり先行集団の内目を確保し、外にいる人気のロードダヴィンチを見ながら手応え良く追走。直線ではやや窮屈になりながら外に持ち出すと、先に抜け出したロードダヴィンチを目標に一気に交わしさって一気に突き放した。勝ちタイムは1:51.4(良)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・ロードダヴィンチ(牡2、栗東・藤原英厩舎)、3着には1馬身半差で4番人気・バールドバイ(牡2、美浦・木村厩舎)が続いて入線した。

勝ったブラストワンピースの近親には09年日経賞(G2)で勝利、中長距離重賞で計7回馬券に絡んだ実績のあるアルナスラインがいる。祖母ツルマルグラマーは01年ファンタジーS(G3)で2着があり、阪神JF、桜花賞、オークス出走を果たした。母ツルマルワンピースも未勝利→りんどう賞(500万下)を連勝して阪神JFに駒を進めている。好調のハービンジャー産駒の同馬もG1戦線に乗っていきたい。
馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「突風+母名の一部」。

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1着 ブラストワンピース(池添騎手)
「初めて跨ったけれど、いいスタートを切れ、馬の後ろで折り合いが付いたね。先に抜け出した2着馬をしっかり交わせ、瞬発力も見せてくれた。体が大きな馬だけに、これから良くなる。距離は延びても大丈夫だよ」

2着 ロードダヴィンチ(戸崎騎手)
「奥がありそうですね。使って良くなります」

3着 バールドバイ(内田博騎手)
「後ろのポジションになり、中途半端に動けなかったが、最後はいい脚を使っている。よくがんばっているよ」

4着 プレシャスリーフ(三浦騎手)
「まだ子供っぽさがあり、前に壁をつくって運んだ。スタミナがあるよ。自分で動いたほうがいい。まだまだ良くなる」

6着 ラブラブラブ(柴田善騎手)
「気を遣って走っていたが、なかなかいいよ。いずれ走ってくる」

9着 ゴールドシスター(浜中騎手)
「スローの瞬発力比べで伸び切れなかった。気性も体も子供っぽいですよ。血統的にもゆっくり良くなるタイプでしょう」

12着 ロックアイランド(吉田豊騎手)
「4コーナーでカットされた。瞬発力で勝負するタイプじゃないから、あそこでもたもたしたのが響いたよ。ダートがいいかもしれない」

  • ブラストワンピース
  • (牡2、美浦・大竹厩舎)
  • 父:ハービンジャー
  • 母:ツルマルワンピース
  • 母父:キングカメハメハ

ブラストワンピース
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