【京都2歳S】人馬エンジン全開! 武豊&グレイルが2連勝で重賞初制覇

グレイル

11月25日(土)、5回京都7日目11Rで第4回京都2歳S(G3)(芝2000m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の2番人気・グレイル(牡2、栗東・野中厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.6(良)。

2着にはアタマ差で1番人気・タイムフライヤー(牡2、栗東・松田国厩舎)、3着には2馬身半差で5番人気・ケイティクレバー(牡2、栗東・目野厩舎)が続いて入線した。

最内枠のケイティクレバーが淡々とした流れの逃げを打つ。断然の1番人気に支持されたタイムフライヤーは3番手、グレイルはそれを見る形の4番手でジックリと脚を溜める。やや縦長の展開は坂の下りでグッと凝縮され、ケイティクレバーに番手追走のアイトーンが並びかけて直線の攻防へ。
内ラチ沿いで二の脚を使うケイティクレバーをタイムフライヤーが満を持して交わす。そのまま押し切ろうかといったところを馬場の真ん中からグレイルが猛追。一完歩毎にその差が詰まり、アタマ差捕らえたところがゴール。計ったような差し切りを決めた。

勝ったグレイルは、兄に今年のダービー卿CTを勝ったロジチャリスがいるハーツクライ産駒で、10月22日のデビュー戦に続く2連勝での重賞初制覇。鞍上の武豊騎手は8日の調教騎乗中に落馬負傷し、エリザベス女王杯週の騎乗をキャンセル。先週も2鞍に絞って回復に専念したが、ここで体調万全をアピール。勢いを持って明日のジャパンC・キタサンブラックで連覇に挑む。
馬主は株式会社カナヤマホールディングス、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「聖杯」。

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  • グレイル
  • (牡2、栗東・野中厩舎)
  • 父:ハーツクライ
  • 母:プラチナチャリス
  • 母父:Rock of Gibraltar
  • 通算成績:2戦2勝
  • 重賞勝利:
  • 17年京都2歳S(G3)

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