【阪神JF】偉大な母とおばに続いて勝ち馬に名前を刻みたいソシアルクラブ

ソシアルクラブ

6日、阪神JF(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、10月9日に新馬勝ちしたソシアルクラブ(牝2、栗東・池添学厩舎)は、大下智騎手を背にCWコースで古馬準オープンのエルフィンコーブを3馬身追走。終いサッと気合を付けると軽やかな脚取りでアタマ差先着。先週はレースで手綱をとる福永祐一騎手を背に古馬オープンのボンセルヴィーソと同入フィニッシュと、間隔は開いたが、中身の濃い調教を課されてきた。

父キングカメハメハ、母はブエナビスタ。母は未勝利を勝った次走、おばのジョワドヴィーヴルは新馬勝ちした次走にこのレースを勝っている超良血。池添学調教師も「併せた時に前に出る気持ちが凄く強くて、追い切ったあともすぐに息が入るように心肺機能も高いですし、負けん気と持っている能力は素晴らしい」と素質を高く評価する。まずは水曜日の時点で8/12という抽選突破が大きな関門となるが、それをクリアすればこのレースに縁の深い血統が黙っていないはずだ。

追い切り後、管理する池添学調教師の一問一答は以下の通り。

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●デビュー戦は絶体絶命のポジションから差し切り勝ち

-:前走のデビュー戦は鮮やかな差し切りでしたね。

池添学調教師:道中、行くところ行くところ詰まっていたり、スタートでも出遅れたり、見ていてハラハラする内容でしたけども、よく差し切ったな思いましたね。

-:能力は感じられましたか?

池:実際にトップスピードに乗ったのは残りの100mから200mくらいだったので、そこからあの位置で差し切るというのは、やはり能力があるのだなと改めて思いました。

-:キングカメハメハとブエナビスタの仔ということで、お姉さんのコロナシオンに続いてのデビュー勝ちになりました。

池:お姉ちゃんもそうですけど、まだまだ体が成長しそうな感じで秋デビューしてくれて、それで勝ち上がるというのは能力、血統のなせる業かなと思います。

-:池添調教師ご自身もブエナビスタの仔でデビュー戦を勝たせることが出来ていかがですか?

池:もう、ホッとしたというしかないですね(笑)。やはりプレッシャーも大きいので。

-:その鮮やかな差し切りから、中間の様子ですが。

池:前走後すぐにリフレッシュ放牧に出して、3週間前に帰厩させたのですが、最初の方はまだトモの緩さが残っていたりしていたのですが、しっかり順調に乗り込んで馬も良くなってきましたし、レースに向けて気合も入ってきたので、ちょうどいい状態で出せるのではないかと思います。

●大舞台へ向けてちょうどいい状態

-:乗り込み、調教についてですが、先週も古馬オープンと合わせる形になりました。

池:1週前にしっかり負荷をかけたかったので、攻め馬で動く2頭の間に入れて気合を付けるという部分もありましたし、時計も出したかったので、終いしっかり食らい付いてくれましたから、いい内容だったと思います。

-:終い11秒台というのも納得ですか?

池:目一杯ではなかったので、その上で11秒台で走ってくれているので、レースに向けて仕上がったかなという感じでした。

-:1週前で十分に仕上がり、そして今週の追い切りはCWでした。こちらの指示、手応えを教えて下さい。

池:折り合いの感じと終いの反応だけを確かめる程度で、それ以上はやらなくていいという指示で、その通りにリラックスした走りでしたし、乗っていた大下くんの手応えも良かったみたいです。

ソシアルクラブ

-:今度の舞台がG1になりまして、京都から阪神の外回り1600mになります。

池:凄く競馬はしやすいと思います。距離的には千六以上あった方がいいと思うので、内回りよりも外回りの方がたぶん後ろから行くと思うので、競馬がしやすいと思います。

-:この馬のセールスポイントを改めて教えて下さい。

池:併せた時に前に出る気持ちが凄く強くて、追い切ったあともすぐに息が入るように心肺機能も高いですし、負けん気と持っている能力は素晴らしいと思います。

-:2勝馬、重賞馬も何頭かいますが、血統的には負けられない馬だと思います。抱負をお願いします。

池:1勝馬で新馬を勝ったばかりで、抽選の身でもあるので、まずはそこを突破して。血統的には絶対にG1の舞台に立たせないといけない血統なので何とか突破してほしいなと思います。