トピックスTopics
3/6(土)の中山競馬場
2010/3/7(日)
●キンシャサノキセキ、重賞3連勝!
土曜中山競馬メイン、オーシャンステークス(G3)は四位洋文騎手騎乗のキンシャサノキセキが内から抜け出し、スワンステークス、阪神カップに続いて重賞3連勝を決めた。
レース後、四位騎手は「今日は馬場も悪かったし内枠だったのでずっと内を通ろうと思っていました。道悪はどうかと思っていましたがこなしてくれました。折り合いに苦労する馬ですが、今日は大丈夫でした」
とレースを振り返り
「これで良い形でG1に向かえると思います。フランス人とイタリア人が乗って勝って来て、日本人が負けられないな、と(笑)。ある意味プレッシャーでしたね」と、報道陣を笑わせた。
四位騎手は、第7レースの3歳500万下でミッキーデジタルに騎乗して勝利をあげた。
ダート1200mで1.10.8の好タイムをマーク。
「スピードのある馬なので、前の方で競馬をして欲しいと言われていました。枠も良かったです。勝ち時計も速いですね」と、笑顔でレースを振り返った。
●前に行ったもん勝ち!?逃げ・先行馬が大活躍!
全12レース中、逃げが5頭、2・3番手につけた先行勢が4頭勝ったように、逃げ・先行勢の活躍が目立った。
各レースの関係者コメントは下記の通り。
■第3レース・バラベルサイユ(先行2番手)
吉田豊騎手のコメント
「今日は外枠でモマれずに行けたのが良かったですね。2番手でリズムよく走れました」
■第4レース・コード(逃げ)
蓑島靖典騎手のコメント
「トビも上手いしバンケットも上手ですね。気分良くスイスイ行けた分、最後までスタミナが持ったんでしょう。馬場が渋って時計が掛かるくらいがちょうど良いと思います」
■第5レース・ソウルフルヴォイス(先行2番手)
北村宏司騎手のコメント
「スタートも良かったので、道中は前に行った馬を見ながら好位で競馬をしましたが、落ち着いた走りをしていました。4コーナーのあたりでフワッとしましたが、仕掛けるとビュッと伸びました。強い馬ですよ」
■第6レース・アドバンスペリー(先行3番手)
内田博幸騎手のコメント
「返し馬で、力強くて良いフットワークだと思いました。後はスタート次第と思いましたが、上手く切れました。無理にハナを主張しないで、先々の事を考えて砂を被せながら内の好位にいました。4コーナー手前からハミを取らない感じでしたけど、伸び出してからはしっかりしていて、前は捉えられると思いました。後は力通りですね。こういうレースが出来たので、上でもやれるでしょう。馬場が乾いてもやれると思います」
■第7レース・ミッキーデジタル(逃げ)
※騎手コメントは上記参照
■第8レース・オーシャンカレント(先行2番手)
藤田伸二騎手のコメント
「順当勝ち」
■第9レース・ニーマルオトメ(逃げ)
田村康仁調教師のコメント
「道悪は走れるし、枠順も良いのでかなり自信はありました。前走は休み明けでも5着に来ましたので、叩いた今回は期待していました。アネモネステークスに行こうか本当に悩みましたけど、アネモネは除外の可能性もあるし、今回藤田騎手に乗ってもらえるので、こちらにしました。先に進む事が出来て良かったです。競馬センスも良いし、叩き良化型なので更に良くなると思います。今後はオーナーと相談します」
■第10レース・ショウナンライジン(逃げ)
※写真はショウナンライジン
吉田豊騎手のコメント
「抑える競馬をしてもいいかなと思っていましたけど、内枠なのでちょっと主張してみたら先手が取れました。引っ掛かる馬なので、道中はダラーッと行かせました。3~4コーナーは馬場が悪くなっていましたけど、よく頑張ってくれました」
■第12レース・ブラストヘッド(逃げ)
三浦皇成騎手のコメント
「能力があるのは分かっていました。今日はリズム良く行けたのが大きかったですね。脚抜きの良いダートも合っていました。終始楽でしたし、最後これだけ離すのだから力があります」
●佐々木晶三調教師、チューリップ賞を中山競馬場で見届ける。
第2レースの3歳未勝利は、佐藤哲三騎手騎乗のマイネルトレースが制した。
レース後、佐藤哲騎手は
「右前ヒザがまだ甘いですね。ペースアップするとその辺がハマって来て、良い走りになります。力が付いてくれば芝でもやれると思います」とコメント。
管理調教師の佐々木晶調教師は
「これだけ完勝するとは思いませんでした。2200のレースを使っても最初は行きたがらない馬なんです。行き出すと良い感じで行くので、少し強引な競馬をしてもいいと思い、テンが速くなりそうな中山で使いました。ウチの厩舎にすれば使い過ぎるくらい使っていますし、ソエが出かかっていますので、今後に関してはゆっくり考えます」と、笑顔で語った。
その後行われた阪神メインのチューリップ賞で、佐々木晶調教師が管理するショウリュウムーンが快勝。
同調教師は、その結果を中山競馬場で見届けた。
レース後「これから競馬場に行って口取りに間に合うかな?」と、報道陣を笑わせ
「いやー、レースを見ながら『10着くらいかな』と思ったけど、強かったですね。私もまだ馬を見る目が無いですね(笑)。桜花賞を目指して頑張ります」と、自身も笑顔で競馬場を後にした。
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/11/24(月) 【東スポ杯2歳S】黄金タッグ再び!ルメール×木村厩舎が送り出す新星・パントルナイーフが重賞初V!
- 2025/11/24(月) 【ジャパンC】出走馬格付けバトル!欧州代表VS日本勢!豪華メンバーで主役争いどうなる?
- 2025/11/24(月) 【2歳馬情報】世界を制したラヴズオンリーユーの初仔など良血馬たちがデビュー!
- 2025/11/24(月) 【東スポ杯2歳S】日曜の東京で存在感!“絶賛覚醒中の若手騎手”が超良血馬と挑む一戦!
- 2025/11/23(日) 【マイルCS】これが横綱!ジャンタルマンタルが4つ目のG1タイトル奪取!
- 2025/11/23(日) 【マイルCS】上がり勝負に頼れない京都でこそ狙える!復活の気配漂う伏兵牝馬!
- 2025/11/22(土) 【マイルCS】長い雌伏を超えて…ガイアフォース、念願のG1戴冠なるか!?
- 2025/11/22(土) 【マイルCS】今年も出る!? 盲点となっている“穴ローテーション”を見逃すな!







