【名古屋グランプリ】メイショウスミトモが先行勢をねじ伏せて重賞2勝目!

メイショウスミトモ

12月14日(木)、名古屋競馬場11Rで行われた交流重賞・第17回名古屋グランプリ(Jpn2)(3歳上 別定 1着賞金3100万円 ダート2500m)は、古川吉洋騎手騎乗の5番人気・メイショウスミトモ(牡6、栗東・南井厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:43.5(良)。

2着に1馬身半差で4番人気・トップディーヴォ(牡5、栗東・昆厩舎)、3着には1馬身半差で1番人気・カツゲキキトキト(牡4、愛知・錦見勇厩舎)が続いた。

クリノスターオーが好ダッシュからハナを切り、地元の期待・カツゲキキトキトはガッチリと2番手。メイショウスミトモはそれ見ながら3番手のインを追走。2周目向こう正面でトップディーヴォが動いて前の2頭に並びかけて行く。3コーナーでクリノスターオーの行きっぷりが怪しくなり、カツゲキキトキトとトップディーヴォが併せ馬の形で直線へ。
2頭の激しい叩き合いに外へ持ち出したメイショウスミトモが手応え良く接近。残り100mで前の2頭を捕らえ、そのままゆうゆうとゴールに入った。

勝ったメイショウスミトモは2走前のシリウスSで重賞初勝利。前走のチャンピオンズCは14着と大きく崩れてしまったが、交流重賞初挑戦となったこのレースでは先行勢をじっくり見ながら好位を手応え良く追走。直線で力強く抜け出して2走前の重賞勝ちがフロックではないことを証明してみせた。
馬主は松本好雄氏、生産者は新ひだか町のフジワラフアーム。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。

【古川吉洋騎手のコメント】
「夏は良くなかったんですが、秋になって体調が良くなってきました。枠が1番だったのでハナには行かないですが、(先行馬の)後ろに付けられたらなと思って作戦通りでした。内々で楽をしていたので、前の2頭が行った時にもスンナリと付いて行けました。素直で凄く頑張り屋さんでマジメな馬ですね。今年重賞2つ勝ってくれたので、来年も頑張ってくれると思います。この寒い中、応援して下さってありがとうございます。もっともっといい競馬が見せられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」

  • メイショウスミトモ
  • (牡6、栗東・南井厩舎)
  • 父:ゴールドアリュール
  • 母:ムゲン
  • 母父:アジュディケーティング
  • 通算成績:47戦8勝
  • 重賞勝利:
  • 17年名古屋グランプリ(Jpn2)
  • 17年シリウスステークス(G3)

メイショウスミトモ
メイショウスミトモ
メイショウスミトモ

古川吉洋騎手は会心の笑顔

メイショウスミトモ

喜びを噛みしめる南井克巳調教師

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