ラブミーチャン、桜花賞の権利へ最終追い切り【フィリーズレビュー】

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10年3月14日(日)、1回阪神6日目におこわなれる第44回報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)へ向けて、昨年のNAR年度代表馬・ラブミーチャンが9日(火)に最終追い切りを行った。
小雨の天候の中、笠松のダートコースで、デビューから手綱を取り続ける濱口楠彦騎手を背に、5F(64.2-49.6-37.4-24.6-12.0/単走 強め)で駆け抜けた。

【柳江仁調教師のコメント】
「少し控えめの指示を出したが、早いタイムが出たね。疲れが残りやすい体質なのでセーブしたかったが気分良く走れていたので問題はないし、多少の反動も予測の範囲内に収まると思っています。

芝は柔らかい身のこなし、手先の器用さが必要ですが、ラブミーチャンにはそれらと軽快な足捌きを併せ持っているので初芝もこなせると考えているし、天候・馬場にもこだわらないでいい馬。あとはラブミーチャンの未知の可能性にかけたい。

阪神の坂については、メンタル面はタフなので問題ないと思います。あとは体力勝負ですね。地方競馬の代表のつもりでレースには臨みます。重圧ですがレースまで万全の管理をするので応援してください。」

【濱口楠彦騎手のコメント】
「思ったよりタイムが出た。調子は良いと思う。良い感じでテンションも上がっている。中間はあまり追ってなかったが、今日は反応も良かったし、従順な賢い馬だからね。

ラブミーチャンは本番でキチッと結果を出してきた馬だし、僕も阪神は騎乗経験があるのでそれほど心配していない。今はワクワクしてるよ。」