【根岸S】決め手強烈キングズガード 条件合うアキトクレッセント

キングズガード

決め手はヒケを取らないキングズガード

24日、根岸S(G3)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

●昨年の勝ち馬で前走、チャンピオンズC8着のキングズガード(牡7、栗東・寺島厩舎)は、寺島良調教師を背にCWコースを馬なりで追われ、6F84.7-68.4-53.8-39.6-12.2秒をマークした。

【寺島良調教師のコメント】
「いつも通りの調整ができました。仕上がりはいいですよ。去年もここでいいレース(4着)ができています。もう少しやれるイメージもあるし、ジョッキーもこの馬のことは理解してくれていますから」

●前走、ギャラクシーS1着のアキトクレッセント(牡6、栗東・清水久厩舎)は、荻野極騎手を背にCWコースで馬なりの調整。6F82.9-67.2-52.8-39.0-13.1秒をマークした。

【押田調教助手のコメント】
「今週の追い切りは久しぶりに気難しい面を見せてしまいましたね。ただ、ジョッキー(荻野極)は「状態はいいです」と。先週の追い切りは動けてるし、東京輸送も控えてるからこのぐらいでもいいかもしれませんね。走り慣れてる左回りで1400m。いい条件だし、重賞でもそこそこやれると思います」

アキトクレッセント

条件はピッタリのアキトクレッセント

●前走、兵庫GT3着のサイタスリーレッド(牡5、栗東・佐藤正厩舎)は、植野貴也騎手(レースでは石橋脩が騎乗予定)を背に坂路で終い一杯に追われ、4F51.3-37.9-25.4-13.2秒をマークした。

【佐藤正雄調教師のコメント】
「前の馬を追いかけた分、全体時計も速くなったね。その分、しまいはかかったけど、時間帯を考えれば悪くない。前走は耳を絞って走るのをやめた感じ。今回はブリンカーを着けてみる。その効果がどうかだね」