3/13(土)の中山競馬場

トピックス

●ギンザボナンザ、アネモネステークスを制し、桜の切符をゲット!

土曜中山競馬メイン、アネモネステークス(桜花賞トライアル)は北村宏司騎手騎乗のギンザボナンザが直線で鋭く伸び、1番人気のアニメイトバイオを交わして1着でゴール。2着のアニメイトバイオと共に桜花賞の優先出走権を手に入れた。

レース後、北村宏騎手は「良い枠を引いたし、行く馬もいないので置かれないようにしました。折り合いも付きましたし、前に目標があって良い感じで、いつでも抜け出せそうでした。前が開くまで我慢をして、その後は良い伸びでした」
とレースを振り返り
「この馬の良いところは、反応が軽いところと素直なところ。落ち着いてスムーズに行ければ楽しみです」と、今後の手応えを語った。

北村宏司騎手は、池上厩舎とのコンビで2勝をあげた。

第7レースの3歳500万下ではダイワナイトに騎乗して1着。
「上手にスタートを切れて、道中もスムーズに運べました。前が渋太かったけどよく交わしてくれました。力通りに走ってくれたと思います」とレースを振り返った。

●国内非居住者馬主の所有馬が初勝利!

第6レースの3歳新馬戦で、ドバイ(アラブ首長国連邦)のシェイク・モハメド殿下が所有するルナーレガシーが勝ち、国内非居住者馬主の所有馬としてJRA初勝利をあげた。

手綱を取った後藤浩輝騎手は「ドバイのモハメド殿下に『おめでとうございます』とお伝えしたいです。歴史的一勝ですね。これから日本の競馬を変えていって欲しいと思います」と、喜びを語った。
ルナーレガシーに関しては「今日はまだ60%くらいで、本気じゃない。良い雰囲気があるので、大きいところに行ければ」と、素質の高さを感じたようだ。

後藤騎手は、第4レースもパラダイムシフトに騎乗して勝っており、1日2勝の活躍。
パラダイムシフトに関しては「今回の条件(中山ダ・1800m)は、走った感じは良かったです。自分の形で行ければ能力が違いますね」と語り、力を称えた。

●ベテラン健在、柴田善騎手、内田博騎手も2勝をあげる活躍。

■第3レース・エビデンス
柴田善臣騎手のコメント
「返し馬でまだ言う事を聞いてくれないところがあります。今日は軽く気合いをつけたら、良いポジションにつけられました。今後は気持ちのコントロールが出来れば良いですね。体もあるし、楽しみです」

■第8レース・メジロフローラ
柴田善臣騎手のコメント
「ラチに頼らせながら走りました。勝てて良かったです」

■第5レース・フェイルノート
内田博幸騎手のコメント
「馬が上手く捌いてくれました。馬の力がありましたね。最後までしっかり伸びていますし、ハナにこだわる必要もないので良いと思います」

■第9レース・クレスコワールド
内田博幸騎手のコメント
「タイミングが遅れて、あっと思うところもありましたけど、前が開いていましたし、抜けてからの脚は違っていました。力のある馬です。順当勝ちでしょう」

●今後も注目!その他のレースの勝ち馬コメント

■第1レース・テンエイエスプリ
伊藤工真騎手のコメント
「初ダートだったので砂を被らないようにしました。意外と瞬発力がなかったので、もう少し早めに追い出しても良かったかもしれません。1200mでもムキになっていたけど距離は1400mでも大丈夫でしょう。芝でもやれると思います」

■第2レース・ピカンチラヴ
三浦皇成騎手のコメント
「ゲートが決まれば行こうと思っていました。終始気合いを入れながら進めて、最後は思ったよりも接戦になりましたけどよく頑張ってくれました。力が付いてくれば更にやれます」

■第10レース・トリビュートソング
勝浦正樹騎手のコメント
「強かったですね。前からこのクラスでも足りる力があると思っていました。流れが速かったので控えて行きました。休み明けで状態も良かったので自信を持って乗れました。抜けてから遊んでいたし、上のクラスでも楽しみです」

■第12レース・ランブルジャンヌ
横山典弘騎手のコメント
「初めて乗りましたけど、今回はゲートが最後になるこの枠順も良かったと思います。スタートが決まって馬がグンと行き、スピードで押し切ってくれました」

●次に期待!のこの一頭。

■第3レース・3歳未勝利(ダート1200m)
3着→セレスマジェスティ
蛯名正義騎手のコメント
「行けないので、短いところの馬じゃないと思います。ダート1800mくらいでリズム良く行ければ。最後まで頑張っているし、レース内容は悪くなかったです」