【マーチS】センチュリオンが重賞初勝利!全8勝が中山ダ1800m戦

センチュリオン

3月25日(日)、3回中山2日目11Rで第25回マーチステークス(G3)(ダ1800m)が行なわれ、幸英明騎手騎乗の2番人気・センチュリオン(牡6、美浦・田村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:52.1(良)。

2着にはハナ差で5番人気・クインズサターン(牡5、栗東・野中厩舎)、3着には3/4馬身差で10番人気・ロワジャルダン(牡7、大井・荒山厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたハイランドピーク(牡4、美浦・土田厩舎)は9着に敗れた。

逃げて連勝中だったハイランドピークは前に行く素振りを見せず後方から。ダッシュ良くハナを奪ったのはディアデルレイ。同じ勝負服のエピカリスと2頭で後続を離す。先行ポジションにロワジャルダン、センチュリオン、ミスパイロ。縦長の隊列となり、サクラルコール、クインズサターン、アルタイル、ストロングサウザー、ジョルジュサンク、ロンドンタウン、メイショウウタゲ、オールブラッシュが中団。大きく離れてハイランドピーク、サンマルデュークと続く。
4コーナーに差し掛かったところで先団は一塊となって直線勝負。逃げ馬を交わしてセンチュリオンが楽に先頭に立ち、外からアルタイル、クインズサターン、内からロワジャルダンが猛追。急坂を上がっても激しい末脚勝負となったが、センチュリオンの脚は最後まで鈍らず押し切った。

勝ったセンチュリオンは、新馬戦、500万下、鋸山特別(1000万下)、韓国馬事会杯(1600万下)、北総S(1600万下)、ラジオ日本賞(OP)、総武S(OP)、そしてマーチS(G3)と全8勝が中山ダート1800m戦でのもの。得意の舞台で重賞初勝利を挙げた。馬主は窪田康志氏、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「古代ローマ軍百人隊指揮官名より。母名より連想」。

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1着 センチュリオン(幸英明騎手)
「すごく乗りやすくて、ゲートもスッと出て良い位置を取れました。追ってからも反応してしっかり脚を使ってくれましたし、何も言うことはありません。人気をしていた馬が前にいなかったので、前を射程圏に入れつつ後ろも気にしながら運びました。馬が上手に走ってくれましたし、自分は何もしていません。これでもまだ力を付けている途中だと思いますし、これからが楽しみです」

  • センチュリオン
  • (牡6、美浦・田村厩舎)
  • 父:キングカメハメハ
  • 母:ハンドレッドスコア
  • 母父:ホワイトマズル
  • 通算成績:23戦8勝
  • 重賞勝利:
  • 18年マーチS(G3)

センチュリオン
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