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【マリーンC】ダートも女王候補誕生 横山典&昆厩舎アンジュデジールが重賞2連勝!
2018/4/11(水)

4月11日(水)、船橋競馬場11Rで行われた交流重賞・第22回マリーンC(Jpn3)(3歳上牝 別定 1着賞金2500万円 ダート1600m)は、横山典弘騎手騎乗の2番人気・アンジュデジール(牝4、栗東・昆厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:41.2(良)。
2着に3/4馬身差で1番人気・クイーンマンボ(牝4、栗東・角居厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・ヤマニンアンプリメ(牝4、栗東・中村厩舎)が続いた。
スタートはひと息だったが、行き脚が付いたアンジュデジールが敢然とハナを主張し、先頭で向こう正面へ。2番手にニシノラピート、クイーンマンボは3番手のイン、外からヤマニンアンプリメも積極的なレース運びを見せる。ミッシングリンクは先団に取り付こうとするも行き脚はひと息。
先団の並びは変わらないままアンジュデジールが後続を従えて直線へ。外からヤマニンアンプリメ、内からクイーンマンボが懸命に交わしにかかり、3頭のデッドヒートとなるが、アンジュデジールが最後まで踏ん張り通して逃げ切り勝ちを決めた。
勝ったアンジュデジールは、前走のエンプレス杯に続いての連勝で重賞3勝目。初勝利は芝で挙げたが、昨年春にダートへ転向。以降、1度も掲示板を外したことがない安定感で3つ目の重賞タイトルを手に入れた。横山典弘騎手&昆貢厩舎のコンビは土曜日の阪神牝馬Sをミスパンテールで制しており、この後は芝・ダート両路線で女王を狙う。
馬主は安原浩司氏、生産者は浦河町の辻牧場。馬名の意味由来は「天使の欲望(仏)」。
【横山典弘騎手のコメント】
「元々自在の馬なので逃げることも考えていました。風が強くて条件は悪かったのですが、リズム良く運べたので良かったです。最後は向かい風で一杯一杯でしたが、よく頑張ってくれました。千六くらいがベストではないかと思っているのですが、前走がビックリするような走りをしてくれたので、まだまだどこと決めつけないで、いろんな距離を使っていこうと思います。今日は牝馬としては過酷な57キロ、乾いた馬場、この風の中で歯を食いしばって頑張ってくれました。また応援よろしくお願いします」
- アンジュデジール
- (牝4、栗東・昆厩舎)
- 父:ディープインパクト
- 母:ティックルピンク
- 母父:フレンチデピュティ
- 通算成績:14戦5勝
- 重賞勝利:
- 18年エンプレス杯(Jpn2)
- 18年マリーンC(Jpn3)
- 17年スパーキングレディーC(Jpn3)




※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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